WorldcoinはOpenAIのCEOであるSam Altman氏が共同創業したプロジェクトです。Worldcoinが目指す「ベーシックインカム」や「人間であることを証明する」という思想がおもしろいなと思い、まぁまずは体験してみようかな、と思い、先日登録をした。
Worldcoinは「World App」というアプリをダウンロードすることではじめられる。↓以下のリンクからはじめられます。
ただし「World App」をダウンロードしてユーザー情報登録をしただけだと、World IDの認証をすることができず、何もできません。World IDというのは、前述の「人間であることを証明する」ためのID。
「人間であることを証明する」
「は?」
となるが、いちおうWorldcoinのメッセージとしては、AIと人間の区別がつかなくなる時代に備えてというのが背景にある。
ちなみにWorld IDは、ShopifyやMinecraft、Discordなどのアプリケーションと連携している。
話を戻すと、World IDの認証をするためには、Orbとよばれる装置で虹彩をスキャンする必要があります。なお、国でもないイチ民間組織が、虹彩をスキャンしてデータベース化しようとする野心的な取り組みに対して、海外では一部批判もある様子。まあ、言いたいことは分かるが、僕はそれでも乗っかってみたいと思った。
・・・というわけで、今日はOrbがおいてある、銀座の「CryptoBar P2P」にいって虹彩をスキャンしてきた。
なおOrbはすでに日本でも結構いろんなところにおいてある様子。東京周辺だけかと思いきや、けっこうほかの地域でも主要都市っぽいところには、すでにおいてあるようだった。
さて、現地の様子。CryptoBar P2Pの看板。
お店の前にはちゃんとOrbのポスターがはってある。
店内の様子の写真を撮るのは忘れたけど、平日昼間とは思えないくらい人が集まっていたように感じる。年齢層もバラバラだった。
Orbに、事前にWorld Appで発行していたQRコードをかざすと、アプリ側で認証を促すプロセスがはじまる。人間であることを証明するっていうコンセプトに沿った案内になっていておもしろかった。
余談だけど最近Netflixで『三体』をみていて、 "Humanity" という単語が連続して出てくる回があった。まさに今日は自分がそういう世界観の中に生かされている気がして、なんか未来っぽいなーとちょっとワクワクした。
さて、これが実際のアプリの認証途中の画面。
Orbで虹彩スキャンし、World IDと紐づけて認証する処理はちょっと時間がかかった。また、たまに失敗もするようで、私も二回目で認証がうまくとおった。私の前にいた人たちも失敗して、処理をやり直している人が何名かいた。
なので、店内に入って出るまでにはちょっとリードタイムがかかるので、時間は多少余裕をもっておくと良い。
で、これがWorld IDの認証が終わったあとの画面。Verify to Claimから認証完了ボーナス的な、Worldcoinを受け取ることができる。
こっちがWorldcoinを受け取った後の画面。
アプリ画面の上のほうに「NEXT GRANT IN」の表記があるが、これは一定時間経つごとに、新しいWorldcoinを受け取れる仕組みになっている。
ちなみにWorldcoin(WLD)は、今はこんな感じの値動きになっている。
ということで、いろいろ書いたが、まあなんか新しいもの好きの人はちょっとした刺激にもなると思うのでぜひ。