事前準備ほぼ0で、万博に親子4人で行くとどんな感じか。それでも万博は楽しめる。

katsuhisa__
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公開:2025/5/7

万博いってきました。超たのしかった。期待以上。

万博行くにあたって、自分が事前に知りたかった情報が意外と見つからなかった+行ってから気づいた情報を残しておこうと思い、記事にまとめておく。

この記事でいちばん伝えたいこと

  • 事前準備なくても楽しめるので、09:00入場じゃなくとも安心して行くとよい

  • 子連れならベビーカーは迷わず持っていけ

  • 飲み物、トイレはたくさんある

  • ご飯にこだわりがあるなら、現地で計画的に動いたほうがよい

  • スタンプラリーの台紙は子どもには買って与えよ

  • 他人のオススメのパビリオン情報は気にするな

  • 「会場に入場したら、チケットの当日登録センターに行け」情報は、09:00入場組向けの攻略法か?


読むにあたっての基本情報

  • 夫婦と子ども2人の4人家族、子どもは5歳と3歳

  • 4/24に行くことを決意して、行ったのはゴールデンウィーク真っ只中の5/4と5/5

  • 入場時間は初日12:00、二日目11:00

  • 筆者は趣味でテックカンファレンスの運営をして法人化しており、少々この手の参加者体験には着眼点が多い

事前準備ほぼ0ってどんな感じ?

なんもやってないわけじゃなくて、多少は事前に調べてできることをやった。

後述する事前予約は対応が遅れ、ほぼ全滅。なので、準備したけど意味がなかったというのが正確か。


万博のざっくりした楽しみ方の流れ

僕がいちばん知りたかったけど、なかなか出会えなかった情報を詰め込んで紹介する。文量あるが、流し読みで万博全体の流れが分かるように書いたつもりだ。

1. 行く前

  • チケットを買う

  • 事前抽選に申し込む

  • 移動手段を予約する

チケットは入場ゲート(西口or東口)と、入場時間帯ごとに予約をする。

万博会場の入場には西口と東口があり、バスで移動すると西口に到着し、電車で移動すると東口に到着するが、バスは事前予約ができる。

なお入場は西口が空いてるし、後述するがバスの体験がよかったのでオススメだ。

入場時間は間違いなく、早ければ早い方がよい。僕は直前すぎて12:00と11:00しかとれなかったので説得力がないが。

ネットにある万博攻略っぽい記事は、楽しみ方をみるに、だいたい入場09:00を前提に書かれているように思う。

ただ12:00や11:00入場だと行く価値がないかというと、まったくそんなことはないので安心して欲しい。 

現地にいって散歩するだけでも十分に楽しめる。

強いて言うなら、二日以上訪れるのがオススメか。二日でもまったく回りきれる気配がないが、一日目は雰囲気や楽しみ方に慣れるのに、あっという間に時間が過ぎる印象があったからだ。

料金は以下をみて欲しいが、僕は平日ではない日に行ったので、家族全員で16,800円。3歳以下は無料で、4-11歳は1,800円、大人は7,500円だ。

さて、ここからは、チケットとは別で、会場内に入ってから楽しむパビリオンやイベントの事前予約の話を書く。

公式サイト経由での申し込みには4種類(※1)ある。「2ヶ月前抽選」、「7日前抽選」、「3日前からの空き予約先着申し込み」、「当日登録」の4つだ。

前日までにできるのは当日登録を除いた3種類で、それらをチケット購入後にマイページ的なところから申し込むことができる。

抽選については申し込み期限あるので要注意。僕は行くことを決めた時点で2ヶ月前の抽選は期限が過ぎてて、7日前の方だけ申し込めた。ちなみに抽選では、二日間のうち一日分だけ当選した。

先着予約は、3日前からの空き予約申し込みに注意が必要。24:00になった瞬間に解禁されるが、たぶん23:00過ぎくらいからサイトにアクセスして待機しておかないと、枠がとれない。ユーザー体験としては最近よくみる、「あなたは○○番目でアクセスできるのは○○分頃です」ってやつ。

ネットでは30分前からアクセスしろって書いてる情報が多くて僕もそうしたが、空いてる枠がなくてダメだった。ただ、今回の記事では家族4人分の予約を前提にして書いているので、2人とか1人なら予約とれる可能性はあるかも。

なお当日登録の申し込みは、万博入場ゲートをくぐって以後の話なので、行く前の段階では無視してよい。

※1 ... なお正確には僕が把握した限りでは万博全体で、事前予約の類は8種類あった。前述の4種類に加えて、Eventbrite経由の予約、パビリオンの公式サイトやアプリでの予約、ミャクポ経由の予約、当日会場での整理券方式とがある。詳しく知りたい方はこのまま読み進めて欲しい。

次は移動手段の予約について。具体的にはバスを指す。バスは「関西MaaS」というアプリから予約できる。

関西MaaSの画面

アプリ内での予約導線がやや分かりづらいので注意。

バスは発着場所×乗車時間帯によって予約枠が違う。なおバスには予約なしでも乗れる区間があり(※2)、多分そうした区間では予約時間帯の厳密さを気にしすぎなくてもいい(と思う)。

というのは、バスは会場西口に行けば予約なしのレーンに並ぶこともできるので、20:00台の予約で21:00過ぎたからといってチケットが無効になるわけではないと思われるからだ。

なので、まずは予約時間帯以上に、予約そのものをおさえることを優先すればよい。

※2...僕がつかった桜島駅↔︎万博会場もそうだった

なおバスは当日現地にいる間にも予約できる。人の出入りが多い時間帯(たとえば20:00台や21:00台)から予約枠が埋まるため、そうした時間帯の枠を先におさえて安心したい人は、前もって予約するとよいだろう。

そういえば一部区間ではレベル4自動運転があるらしい。僕は予約が取れなかった。乗りたかった。

さて、ここまでバスでの移動の話を書いたが、個人的には一回は電車でいくといいと思った。万博の雰囲気を味わえるからだ。僕も初日の現地までの移動だけ電車でいったが、「万博きたぞー!」感があってよかった。

2. 当日の入場

  • 万博会場に移動する

  • 入場ゲートをくぐる

入場は、電車の場合は東口。バスの場合は西口。あとは現地に行けば分かる。

入場ゲートをくくるのはだいたい並び始めてから30-40分ってところか?つまり、たとえば12:00予約の人は11:20くらいに会場について並び始めるとちょうどよくなる。

なお入場ゲートでも予約時間帯ごとにレーン分けがされている。1つ前の枠(12:00予約なら、11:00過ぎくらいに現地にいるイメージ)まではスムーズに入場導線に流してもらえる。で、前述したように30-40分並ぶので、入場がだいたいぴったりになる。

ただ2つ前の枠に行った人たちは座って待たされていた。なので12:00予約で10:00に現地着とかは少々時間がもったいなく感じるかもしれない。

なので予約している1つ前の枠をめがけて現地に行くのがいいはず。

入場ゲートでは手荷物検査がある。電子機器類や飲み物をバッグの外に出す必要がある。空港の保安検査場と同じ。

3. 入場後のやること

事前準備をちゃんとやらない勢にとっては、ここから本番です。

  • 当日枠の予約にチャレンジする(チケットの当日登録センター and|or 公式サイト)

  • 整理券配布方式のパビリオンや飲食店の整理券をもらう

  • 時間帯ごとに当日予約枠が開放されるパビリオンをおさえる

当日枠の予約にチャレンジするのには2つ選択肢がある。現地に設置されてある専用機による予約と、Webサイトでの予約とだ。

僕が体験していないので分からないが、前者→後者の流れだと、枠を2つおさえることができるらしい(※3)。

巷では前者の、現地の専用機での予約を推奨する情報に溢れており、僕も挑戦した。

が、やって失敗した人間の感想としては、09:00に入場できなかった皆さんは素直に諦めたほうがよい。ここ、今回の記事でいちばん大事な情報と思ってもらって問題ない。

あの情報に二日間とも流されてしまったのは、万博会場内での振る舞いで一番後悔している。あれにいく時間でパビリオン1つないしは2つ行けた。

※3...この仕様自体が対策されるかも?という情報もある。要するに専用予約機→Webサイトで予約すると当日予約枠を2枠おさえられる仕様が解消され、どの順番や方法で予約しても1チケットあたり1枠しかとれないよう改変されるのでは?という意だ。詳細については万博公式サイトに情報がなく、神のみぞ知るといったところだろうか。

専用予約機でなくともWebサイトからも当日予約はとれるし、現地ではスタッフの方が、その旨をひたすら案内していた。おそらくだが万博運営としては公式サイト経由での申し込みをメインにして欲しく、現地の専用機は公式サイトの使用が難しい来場者向けの導線としたかったのではないかと予想している。

現地の専用機での予約がオススメという情報に流された方が溢れて、スタッフの人も困っているのではないかとすら感じた。

まぁ僕もすっかり流されてしまったわけだが。

…ではどうすればいいのかというと、整理券を取りに行け or パビリオンに並びはじめろが僕の答えになる。11:00の入場者に09:00入場者の必勝法を適用してはいけない。

整理券方式を導入しているパビリオンはいくつかあるようで、最新情報は行く直前でXなどを検索してもらうのがいいと思う。「万博 整理券」で検索すると、以下のように実際に利用した方のポストや、公式側からのポストが確認できる。

整理券方式は、パビリオンだけでなく、飲食店でも導入しているところがある。例えば私も二日目に利用したスシローは整理券を配っていた。ちなみに12:00過ぎくらいには配り終えていたので、行く場合ははやめにスシローに一度足を運ぶとよい。なおスシローは子連れにはオススメだ。

また、時間帯ごとに、当日予約枠が開放されるパビリオンについても情報をおさえておいて欲しい。先ほど当日予約枠について触れたが、特定時間帯ごとに、当日予約枠が開放される運用だ。

ガンダムパビリオンの当日予約枠開放時間

まあガンダムパビリオン以外の情報が出てこないので、あまり気にしなくてもいいかもしれない。

ここまでで予約系の情報はおしまい。あとは三つ心構えを書く。

まず一つ目は、スタンプラリーは子どもは大喜びなので台紙はぜひ購入して欲しいということ。子どもにとって万博の展示はすべてが楽しいものでは当然ない。博物館みたいな展示もあればディズニーランドのVRシアターのような展示もあり、子どもが楽しめるかはパビリオンと子どもの相性次第だ。一方でスタンプラリーはすべてのパビリオンに存在するため、この手のものが楽しめる子どもにはオススメできる。ただしパビリオンによってはスタンプを押すの自体に並ぶので、親側が苦手なら無理する必要はないだろう。

二つ目は各パビリオンはどれも人によって参加した印象が違うので、ネットの情報は気にせずに、自分の目を信じて楽しんで欲しいということ。僕はネットで絶賛されているパビリオンより、ネットでは話題には上がっていない別のパビリオンのほうがおもしろく感じた。

海外パビリオンは国ごとの個性が出ており、個性にランク付けしてもしゃーないよなという気持ち。

どのパビリオンでも行く人次第としか言いようがなく、ネットにあるオススメパビリオンを回らなかったとしても万博は楽しめることを強調したい。

三点目は食事は計画的にということだ。万博で食事を取るにあたっては、各国のパビリオンで食べる(レストラン内での食事 or パビリオンによってはテイクアウトもある)、前述したスシローのような飲食店やフードコートで食べる、キッチンカーで買って食べるという選択肢がある。

パビリオンのレストランでの食事はそれなりに並ぶことを覚悟したほうが良いのは言わずもがな。万博公式アプリからの予約もあるみたいだけど、僕は今回はふらっと雰囲気で入った。

ちなちにパビリオンの営業時間は以下のようなPDFに記載されていて、PDFはこちらのリンクに最新版が置かれるようになっている。

で、PDF内にハンガリー館のレストランの営業時間がさらっと書かれてあって、こういう情報もレストランの列に並び始めるタイミングを見計らう良いヒントになる。

ちなみにハンガリー館のレストランは個人的には万博メシでダントツでNo.1だった。

スシローのような飲食店と書いたが、それなりにお店はたくさんあるものの、スシローのように午前中に整理券を配り終わっているところがないかは要確認だろう。とはいえ、僕はスシロー以外、整理券方式のレストランを把握していないので、あまり気にしなくともよいかもしれない。

なお「大阪のれんめぐり」というフードコートはエリアが大きく、何かしらの食事にありつけると思う。有料だが以下から、席の予約もできるようだ。

「大阪のれんめぐり」は、一部の店舗以外はそれほど並んでいなかったので、食事に困ったら行くとよい。大阪らしさを味わえる空間だった。

そういえばキッチンカーは昼過ぎには売り切れているものもいくつか目にした。食べたいと思ったら、はやめに並ぶのが吉。

その他、全体的に主張したい感想は冒頭に書いた通りだ。ただし僕がいったのは5月で両日とも快晴だったが、このあたりの前提が異なると参加体験も大きく異なるだろう。

あと触れてなかった点として、夜の水上ショーとドローンのショーはぜひ一度は見よう。前者は時期によって開始時間が微妙に異なるので注意が必要だ。

4. 会場から帰る

最後に帰りについてもかんたんに触れておく。繰り返しになるが、電車の場合は東口、バスの場合は西口。なお僕は今回利用しなかったが、タクシーも西口から乗れるようだ。タクシーの台数どれくらいある?とかは分からない。

バスは事前予約ありとなしでレーンが分かれる。そんなに並ばない印象で、僕はニ日目だと21:00過ぎ直後くらいにゲートを過ぎて待ち時間は10分程度だった気がする。記憶曖昧なので正確さは許して。

なおバスはベビーカーのまま乗車させてもらえる。遅くまで楽しもうと思うと、子どもはゲートをくぐる前後では寝てしまっていたので、本当に助かった。関係者や周囲の方たちの協力あってこそ。本当にありがとうございました。


長かった。言いたかったことは以上だ。

事前に行くことを計画してたら、やるかもしれないリスト

最後に、もし事前に行くことを計画できるなら(=もし次に行くなら)、やることはこんな感じかな。

  • ミャクポ攻略がんばる

  • Eventbriteや各パビリオンの公式サイトやアプリから予約できる情報も見逃さずに

  • ベビーカー優遇のパビリオンを先に確認しておく

ミャクポは万博ポイント制度のようなもの。攻略をがんばると、パビリオンの特別入場枠や、プロデューサーガイドの抽選に応募できる。

ただ、これは事前にポイントをためて、予約枠の抽選にあらかじめ申し込むイメージでいるべきだ。現地でも抽選に申し込むことができるが、当日の予約枠に申し込むことはできない。

僕は現地に行ってから存在を知ったので、もし今度行きたくなった時のために現地で決済をしてポイントを貯めることに専念をしていた。

Eventbriteからの予約というのは、パビリオンによっては外部のチケットサイトからの予約受付枠があり、その一種を指す。

僕が認識しているEventbrite経由で予約ができるパビリオンはイタリアとハンガリー。

予約内容は事前に確認して欲しい。Eventbrite経由での予約は、パビリオンの通常の施設入場予約に限らないからだ。

例えば僕が参加したハンガリーのイベントは、ハンガリーで映画修復の活動に取り組む方のお話を聞くというものだった。

僕としてはハンガリー国内での課題感を知ることができ楽しめたが、子どもたちにはちょっと難しかったかもしれない。

講話を聞いたあとに食べたお菓子がおいしかった。

次に各パビリオンの公式サイトや公式アプリからの予約というのは、Eventbriteの導線が別のところにある版で仕組みは同じだ。くら寿司は来場前に事前予約ができたそうだ。

さいごに、ベビーカー優遇のパビリオンについて。ベビーカー優遇目当てでパビリオンをまわれというわけでは決してないが、たとえば真夏の炎天下の中、子連れで長時間列に待機するのは現実的に難しい日もあるだろう。子どもが体調を崩さず万博を楽しめるに越したことはない。

僕は万博から帰ってきてから、下のポストにあるような情報を知ったが、真夏に万博に行くなら事前に把握できると、とてもありがたい情報だったと思う。


長くなったがおしまい。なんか他に気になることあればXで聞いてください。