2024/01/08の記録

kawa
·

FCメールが届いたとき、ついに新グループ名発表かと思った。でも開いた動画と文章の本題はそれではなくて、上手く情報を処理できなかった。

ソロとして"新しい道に進みたい"とは。中島健人がソロ活動をしていくとは。「グループとは別にソロデビュー的なこと?」と思いながら動画を再生するとケンティーの口から「グループとしてではなくソロとして」という言葉が出てきて思考が停止した。

ケンティーがいないSexy Zoneを全く想像できなかった。グループ外の活動でキラキラと目を輝かせて情熱を燃やす姿を見て「ああ、この人はいつかグループの外に出ていくんだろうな」と思ったことは正直何度もあるけれど、あまりにも早いと思ってしまった。せっかくの門出に本当にごめんなさい。

でも早すぎる。早すぎるよ。どこまで行く気なんだ貴方は。

ケンティーがいないSexy Zoneは想像できない。そのくらいSexy Zoneの顔でエース。Sexy thank youを駆使してSexy Zoneの名前を広げ、数々の仕事との縁を繋いだのはケンティーだと思う。だからこそ「ケンティーがいないSexy Zone」を想像できない。

でもケンティーが卒業する頃には風磨くんと勝利くんと聡ちゃんで新しいグループ名になってるんだもんね。つまり「ケンティーのいないSexy Zone」は後にも先にも存在しない。一足先にマリちゃんがグループのステージから離れ、そしてケンティーが離れ、ここでSexy Zoneというグループとしては一つのゴールテープを切るんだなと思った。

SZ10THのツアーパンフでSexy Zoneのゴールテープの切り方を話していたのは勝利くんだった。

その時が来るのは当然、もっとずっと、遠い先がいいな

このときとは状況が違うから安易に言葉を借りて申し訳ないのだけれど、私は今この気持ちに蓋をできずにいるんだなあと思う。

正直退所もセットだったら創業者の一件がお仕事に影響したのだなと思って素直に飲み込めたかもしれない。ただ事務所はこのままでグループは卒業となるとすっと理解できなくて涙が止まらなかった。「どうして?」と思ってしまった。

ケンティーの主体的なところ、自分で道を作っていくところが大好きだと思っていたのに、いざ最大級に主体的な選択をされたときにすぐに心の底から頑張ってと言えなくてごめんなさい。ケンティーの夢は全部叶ってほしいと思ってきたし今も思ってるけれど、これは未来のために必要なステップなんだとまだしっかり理解できなくて本当にごめん。

こういうときは枯れるまで泣くほうがいいと思い、「フィルター越しに見た空の青」を再生したらバカみたいに涙が止まらなくなった。Bメロの掛け合いはこれから誰がやるんだろう。ふまけん以外考えられないよ。

まだ15周年も20周年も5大ドームも国立もやってないんだぞって、グループでまだやってないことばかりを数えてしまう。ボムマジリベンジもしてないよ!!

ポジティブな選択だと頭では理解しても、なにがケンティーの重荷になっていたのだろうかとそんなことばかりを考えてしまう。

もう年2回ライブしてほしいとか、いっぱいリリースしてほしいとか、グループ仕事嬉しいとか言わない。だからグループでステージに立つ姿をもう少しだけ見せてほしかった。グループ仕事と個人仕事を両立することは難しかったんだろうかとか思ってしまうけれど、そんなんスタッフさん交えて散々話しただろうから何も言えることはない。

役者仕事を優先したいから音楽活動は全部他のメンバーに任せる……というタイプじゃないのも分かるので、中途半端になるくらいならやめたいと言われたらそうかあとも思う。グループでできる音楽活動とソロでできる音楽活動が違うであろうことも想像に難くない。今でもソロで音楽活動をしているに等しいけれど自主制作には限界があるだろう。自分で音楽や映像を作っていきたいんだとしたらソロになるのもわかる。そしてそれがグループ活動と並行しづらいのも想像できる。

……なんて、そう具体的なことは書いてないから必死に納得できる理由を探してるだけだね。ごめんね。

きっとこうやって理由を探す作業を続けてしまうんだろう。

同日更新のブログで風磨くんは「これからの我々にとってこれが最適解であったということをここから必ず示してまいります。」と書いていた。最適解だって早く思いたいし、いつまでもそう思いたい。だから探してしまう。自分勝手だねえ、ごめんねえ。

風磨くん、ドームの挨拶で貴方はSexy Zoneについて「Chapter ⅡというよりEpisode 0」と表現していましたね。それはマリちゃんの卒業に改名が加わった状況を指していて、少し笑いを交えていて、私はそれを聞きながら「Episode 0って前日譚みたいな意味じゃない? やや意味違くない??」と思って聞いていました。あのときは無粋でしたね、ごめん。

でも今は、ステージに立つメンバーが5人から3人になり、グループ名が変わった後の姿を想像しては「Sexy Zoneはまだ見ぬ5人のEpisode 0なのかもなあ」と思います。

ケンティーが歌い続けてくれるならどっかでコラボする可能性もあるよね〜〜とか、いろいろ勝手に考えたり。曲提供とか映像監督とか〜なんて思ったり。傷口(と呼んでいいのか分からない何か)に薬なのか塩なのか分からんものを塗る作業。

進む道や速度が違っても、またどこかで出会うかもしれない。そんな未来を考えて顔を上げようとしている。

何年後でもいいから、振り返ったときに「あれはすごい決断だったよね」って5人とオタクで笑っていられたらいいな。「中島健人と菊池風磨と佐藤勝利と松島聡とマリウス葉は昔Sexy Zoneっていうアイドルグループだったんだよ」と、12年以上にわたる5人のEpisode 0をオタクに語らせてくれよ。この5人が集まったグループがあったんだって、昔語りをさせてくれよ。

それぞれのいるフィールドが変わっても、外から見える形が変わっても、「We are Sexy Zone」や「一生一緒に遊んでくれよ」を信じさせてくれよ。

いつもわがままばかり申しているのはむしろこちらなのだけど、今回もわがままを申してみました。お互いわがままということでもうこれでトントンです。

だからまた3月まで、そして3月より先も、必要だと思ったら必要だって言ってください。声をかける先はファンじゃなくてもいい。助けが必要なときは助けを呼んでください。泣きたいときは泣いてください。ファンは直接その涙を拭けないけれど、この選択をしてよかったとそれぞれが思えるように応援します。

Sexy Zoneを続けていくために必要なのは根気だと、以前風磨くんが話していたのを思い出します。私はその根気の先に何があるのかを見たくて風磨担をやってる節がある。

だからついていきます。メンバーが変わっても、名前が変わっても、貴方が諦めない限りついていきます。万が一貴方が諦めたとしても私のほうがずるずる引きずっちゃうかも。そのくらい好きでいさせてよね!!

最後に。「puzzle」がケンティーのいるグループの、Sexy Zoneの最後のシングルなんだと分かった上で手に取らせてくれるのは一つの誠意だと思いました。ありがとう。主演ドラマの主題歌という意味でも、作曲者の浪岡さんとのご縁という意味でも、ケンティーがいなければリリースされなかった曲だろうと想像します。

いろんな縁を繋いできた大エースを見送るのは正直怖い。メンバーもスタッフも不安ゼロではないと思う。

私が初めて好きになったアイドルはグループをやめるときに「やめることがフィーチャーされがちですが、続けるほうが不安は大きいのに続けることを決断してくれてありがとう」と言っていた。グループを続ける3人に対してはまさにこの気持ち。続けることを選択してくれてありがとう。

「絶対に後悔させません」という風磨くんの言葉についていきます。私の意思で。

だからもし風磨くんが、勝利くんが、聡ちゃんが、そしてケンティーが、「三人は無理だった」「一人は無理だった」という結論を出す日が来たとしても、それで裏切られたなんて思わないよ。いつかマリちゃんが歌いたいなと思ったとしてもそれは同じこと。

必死に隠している気持ちがあったとしてもそれを無理に話して欲しいとは思わないよ。みんなが見せない部分は見ないし覗かない。自分はそういうスタンスでやっている。

私は私の意思で、5人が見せたいと思う5人を見ている。そんで勝手に私も頑張ろうって思って顔を上げている。ただそれだけでいいんだよ。

@kawa09231116
🌹/🦋🕰️🧡/ex.DFP💛