坂本真綾さんのFCイベントに行ってきた。FC20周年のイベント。後半10年くらいしか入会していない自分だけれど、最後の曲のときに流れるスライドショーの写真には見覚えのあるものが多く、自分の人生と重なって涙がこぼれた。
MCで、設立した頃の話があった。設立してすぐに菅野よう子さんのプロデュースを離れ、ファンの人が求めているものを出せているのか不安だったと。でも当時はチャレンジしようと思って離れて、そしてそれを20年経った今振り返って……。そんなシーンがあった。
20年。きっと20年経ってようやく見えるものもある。今まさに大きな決断をした人たちのことを思い、20年後にファンの一人としてこんな風にしていられるかなあと想像した。
今日、2曲目に歌われたのが「Rule〜色褪せない日々」だった。
教えてあの頃よ 僕は今もきらめいていますか
教えてあの頃よ 失われてく僕の魂
さよなら遠い日々 汚れてゆくことを怖れないで
さよなら遠い日々 色褪せない僕の魂
そして終盤、本編最後に近い立ち位置で歌われたのが「これから」だった。
どんなさよならにも意味があるって
誰かが歌ってた
私にはまだわからない
ああ これから それを知るために
そばにいることだけが愛じゃないって
どこかで読んだけど
私にはまだわからない
ああ これから それを知るために
真綾さんを筆頭に、私の好きな人たちのこれからが幸福であってほしいと思った。いつか振り返ったときにこれでよかったと思える日々であってほしいと思った。