
SpeciaLさんを見に、TDCもといKanadeviaホールに行った。
ライブの感想はブルスカやインスタに書いた通りで、SpeciaLさんの出ていないところ含めて楽しいライブだった。ふがこたさんはすごい。
セクゾのオタクおよび風磨担としてはどんな気持ちでこの曲を選んだのだろうと思う曲が2曲ほどあった。セトリバレを避けたい人がここに辿り着くとは思えないので具体的に書くと、特にmmbはいろんなことを考えてしまった。ふがこたさん、特に風雅くんなら風磨くんのmmb語りを知っているんだろうか。その上で選んだのだとしたらなんというか、重いなあと思う。
そんなこんなでライブは楽しかったのだが、同時にJr.の現場というか合同コンみたいな現場は難しいなと思う。まあSpeciaLのいる現場しか行ったことないんですけど。
デビュー組(セクゾタムケンティーしか知らんけど)の現場でも、公演中に座ってスマホをいじる人はいるし、そこそこの声量でおしゃべりする人はいるし、ファンサ狂いを感じる人はいるし、別にJr.の現場に限ったことではないのだとは思う。ただたまたまそういうことが多くて、自分には合わないなあと思う。まあ見たいから行くんですけど。
自分は、自分にファンサを向けてもらえるかよりも空間として楽しいかが大事なんだと思う。ここにいる人たちはみんなステージの上の人を好きなんだと思える空間が好き。だから有明もおふうかいもとても楽しかった。そりゃ中にはただ連れてこられた人やマナーの悪い人もいるだろうけれど、パッと見たときの空気感としての話。
そもそもファンサをあまり重視していないというのもある。ペンライトの一点、声援の一部でよくて、なんとなく自分のファンがいるなあと思ってもらえればそれでいい。一個体として視界に入らなくていい。むしろ入るのは怖い。非対称な関係に逃げている自覚はあるけれど視界に入るに値しないという感覚があるのでかなり怖い。
とまあ、ファンサはむしろ怖い派なのだが、驚くことにお立ち台の真横を引いてしまった。周りの目も含めてなんかもう身の危険を感じた。ごめんなさいごめんなさい。
心の中で謝り倒したとて開演はしてしまう。龍くんが目の前に来たときはキラキラの気配に息を呑むことしかできず、プロポーズファンサに応えたのであろう指輪パカや合格お祝いしてうちわにファンサしているのを見てよかったねえと思った。人へのファンサを見るのは好きなもので。
一度目の客降りの後にSpeciaLのコーナーがあり、龍くんのSOLITARYに悲鳴を上げ、もしまた客降りがあるならこの感動を伝えたいと思った。
でもなんで言えばいい? 名前を呼べばいい? でもそれじゃこの感動は伝わらない。そうこうしているうちに客降りの龍くんは颯爽と通り過ぎていった。
歴史は繰り返される。
一度目の客降りのとき、和田くんも目の前のお立ち台に立った。罪と夏を聞いたらもう和田くんを思い出す体になってしまったと思う。
そのときの自分は何も言えなかった。龍くんほどスーパーファンサマシーン状態ではなかったから声を出せばリアクションはあったかもしれない。でも無理だった。がっついてるみたいだし、もし反応がなかったら凹みそうだし。そんなことをぐるぐる考えてしまった。
その後に歌って踊る和田くんを見て、歌い方や憂いのある表情、ぎゅっと笑うときの顔が好きだと思った。まるでこのライブで和田くんを好きになったかのような書きぶりだが情報局は和田くん名義である。SpeciaLの現場に行くと「松尾龍さんのダンス好きすぎる!!」となり、ライブが進むうちになぜか和田くんを目で追うようになる(なぜかとか言うな)。おかげで名義が変わっていない。
見ているうちに、次の客降りがあるなら和田くんって言いたい、と思った。客降りのときは前に来ている人を歓迎すべしと思っているのに和田くんを探してしまって申し訳ない。
結論から言うと、2回目の客降りで和田くんは来なかった。和田くんは別のルートでメンステに戻っていった。
あのとき言えばよかったかもと思った。同時に、何も起きずに終わったことに安堵も感じた。何も起きなかったのに心臓はバクバクしていた。何もしなかったのに全力で走り終わった後みたいだった。
二度と引かないであろうお立ち台横の席で「和田くん!」と声を出せなかったことを、きっとこの先もずっと覚えている。
でもこの思い出を本人に伝えたいわけではない。手を振ったりペンライトを振ったりできればそれでいい。それを見てファンがいるんだなあって思ってくれたらそれでいい。
これはファンサ勝負(?)からの逃げなのだろうけど、変に期待して一喜一憂するよりは穏やかに長くアイドルとファンでいたいから「届かなくていい」と思っていたい。今回みたいに届けたい・届いてほしいと思うことはあるかもしれない。でもたぶん、届かなくていい。たぶん。