テレガイAlpha WWWを読んだ。中島さんのインタビューの回。
「29歳の今が、若い頃に思い描いていたものと違うっていうのはネガティブなイメージじゃなくて、自分の夢とかやりたいことが大きくなっちゃったから」。それなら応援するしかないよなあ。うん、応援してる。
同世代のアジアのアーティストが成し遂げてることも今自分ができていることも両方取りに行く。そんな姿を楽しみにしている。ケンティーも二兎追い二兎得ようとしているのかもしれない。
そして中島さんから聞く「ケンティー」観はやはり興味深い。個人的には「ケンティー」はすごく自由で枠にはまらない概念だと思ってるけど、ケンティーの思う……というかパブイメの「ケンティー」はきっともう少し固定されている部分もあるんだろうなあ。去年のSPURやCUTのインタビューでも同じことを感じましたもの。
「ケンティー」からの離脱(あるいは着脱)や現在地へのフラストレーションに近いものを感じるたびに、私が好きになった「ケンティー」や「Sexy Zone」が中島さんを苦しめてなかったか少し不安になる。
でも「ケンティー」や「Sexy Zone」があったから今の中島さんがいて、次の道に進む決断を今したんだと思う。過去があった今があると思うようにしている。
それにあんなにもドームでSexy Zoneに対して愛を伝えてくれたケンティーだもの。その愛を疑うのは失礼な話だ。
「ここが最も自分の自信が持てる場所なんだっていうのを見つけることが大切だし、そこにちゃんと身を置いて時間を消費すべきだっていうことをすごく思った」というのはまあ、グループのオタクからすると「その場所はグループじゃダメだったかな?」と聞きたくならんこともない。
でもきっとそんなこと散々考えてるんだよなあ。ケンティーの思う方向にケンティーのペースで突き抜けてグループがボロボロになるくらいなら一人で飛び出して突っ走ってみたい、とかもあったのかもしれない。これは全てオタクの想像です。
チームでいるメリットもあればチームでいるからこその制約もある。これはチームで仕事なりなんなりをしたことがある人は共感できることなんじゃないかしら。
飛び出したケンティーがどこまで行くのか、純粋に楽しみにしている。「ここが最も自分の自信が持てる場所なんだっていうのを見つけること」も「そこにちゃんと身を置いて時間を消費」することも実現することを願っている。
それは他の4人に対してもそう。グループの中でもグループの外でもいい。自分の自信の持てる場所を見つけられたらファンとしても嬉しい。それぞれのパズルを生きていってほしいよ。
そして自信がなくなったときやちょっと息抜きしたいに思い返す場所として「Sexy Zone」があってくれたらいいなあと思う。アウェイで輝くケンティーのホームとしてのSexy Zone……などと考えてる。ファンもそういう存在になれたらいいなあと思うのは烏滸がましいですかね。
それにしても中島さんは常に上を見ていてすごい。いち社会人として尊敬する。天井を破る気概が最近足りてないなと反省しました。私もがんばろ。