ゲームを作りたい。なにかサービスを作ってみたい。料理したい。なにか作品を作りたい。
いわゆるソフトウェアという分野のエンジニアの端くれとして働いているけど、このような欲求が前に出てくることは自分の場合あまりないなぁとふと思った。特にTVゲームはよくやってたし学生時代にプライベートはゲーム三昧だった。ただ不思議と「将来はゲーム会社に就職してゲームをつくりたい」という気持ちにはならなかった。
作ることに全く興味がないわけではなさそう。何かしらの機械やサービスを見た時に「これって裏側どうなってるんだろう?不思議だなー」という疑問が湧いて仕組みを知りたくなる欲求はたまにあるのだけど、「お、これは真似してなにか作れそう」みたいにはならない。
作る過程というよりも、その結果、出来上がった成果物でどのような体験や利益みたいなものを享受できるのか?ということに重きを置いてるのかもしれない。ゲームだって作りたいというより、やってみたい!サービスだって作るよりも、使ってみたい!料理も自分で作るよりも、作ってもらって食べたい!(傲慢)って気持ち。どうしても消費される側の気持ちで立ってしまっているのは、エンジニアという職業についているのに「いかがなものかな〜こんな姿勢でいいのかな〜」と思うのときがたまにある。