フランス語で虎という意味で、此処では、同名の焼き菓子のことを指します。
先日、ビーズでティグレを作りました(以下の画像は、インスタ用に作ったものです)。


最初にそのお菓子を見たのは、愛読しているお菓子の文庫本。穴の空いたドーナツの穴のところにチョコが注ぎ込まれてる、とかなんとか書いてありました。
おお! 美味しそう! 洋菓子店のお世話にあまりなってないのでリアルで見かけたことは全くないけど……素敵! 私の心の琴線に触れた!
作りたい……!
そんなこんなで、ティグレについて調べ始めました。
フランス語で、虎という意味であること。
チョコチップが入ってて、そのチョコチップが浮かび上がった様が、虎柄に見えること。
焼き目のついた生地はフィナンシェみたいなものであること。つまり、焼き菓子であること。
映えるモノの画像の宝庫・いんすたで画像を検索したら、オシャンティなティグレの画像がたくさん出てきました。私が最初に見た丸い形だけでなく、ハートの形や、四角の形のティグレもあることを知りました。
また、調べていくうちに、ティグレを焼くための型があると知りました。上下が逆さまになっていて、生地を注ぎ入れて焼き、型から取り出すと、穴が空いたような形になる。
あー、なるほど! チョコチップが浮かび上がるって、そういうことなのか! 焼く前は、生地の下のほうに、チョコチップが沈む。だから、チョコチップが、フィナンシェの表面に浮かび上がるみたいになるのかー!
すげー! マジすげー!
そんなことを画像を見てわかるようになった私もすげー!(自画自賛)
ビーズで立体の食べ物を作る時は、画像だけでなく、レシピも見るようにしてます。立体物……これは食べ物に限らないんだけど、リアルのものと同じ構造で作ったほうが、リアリティも出るし、作り易いんですよね。
今回のティグレは、最初に、中央のチョコの表面から作り始めました。チョコの表面と、フィナンシェの盛り上がってるところの間に高さを出したかったため、フィナンシェの色で高さを出し、その後盛り上がってるところを作り、下へ下へと作っていきました。で、最後に底面。
フィナンシェの綺麗な表面にするのはちょっと大変だったけど、試行錯誤して最終的に理想の形となりました。良かった〜!
今回はホワイトチョコバージョンでしたが、そのうち、チョコチップ入りバージョンや、桜バージョンも作りたいなと思ってます。