ご飯を作る描写が好きです。この場合のご飯は、いわゆる料理のことです。
ご飯といっても、お米の料理じゃなくて良いのです。お味噌汁を作るシーンでも、パスタを茹でるシーンでも、カップ麺にお湯を注ぐシーンでも、とにかく何でも良い。ご飯を作るシーン、描写が、好きなのです。特に、小説の中で書いてあるのが好きなのです。
ご飯を作る描写が好きなのは、多分、私がそんなに料理が得意じゃないからだと思います。この料理はこんな風に作るのか~とふんふんと読みながら感じ取る。それが好きなんだと思います。このねぎはご飯は作るよりも食べるのが専門なのです。何を食べてもにこにこ食べます。
更に言えば、その作ったご飯を食べる描写も好きです。どちらもあるとねぎは凄く嬉しい。happyになります。
(此処からは自創作の話になります↓)
そんなねぎが書いた、ご飯を作るシーンと食べるシーンがある、自創作の短編【https://kazakamiss.fc2.net/blog-entry-242.html】があります。現代物じゃない、異世界のファンタジー(転生・転移ではない)の話。本編が始まる前の話です。興味がありましたらどうぞ。
この話の好きなところは、ご飯を作る描写(もとい、ご飯を作り替える描写)があるところですね。この話に出てくるゼストという青年は、上司であるパイシーズーの家での食事会に呼ばれます。しかし、出された料理は、なんとも食べづらいもので。更に、パイシーズーの義弟である怜が、料理を目の前にして悲しげな顔をしている。それを見かねて、ゼストは作り替えることを決意します。
ゼストはパイシーズーと話しながら、調理し直します。その手際の良さに、パイシーズーは「料理人のほうが向いてるんじゃない?」と言う。その後のゼストの答えも、ねぎの好きなポイントです。
この話は、食事会をメインに据えてますが、その一方で、ゼストの同僚のターコイズの懐き度がちょろっと上がる話でもあります。上がった頃の話は「side:ゼスト」【https://kazakamiss.fc2.net/blog-entry-290.html】で書いてるので、こちらも興味がありましたら。
(自創作の話はこれで終わりです)
ご飯を作り、食べる。それが美味しくても、美味しくなくても、その後の行き着く先がhappyであれば一番嬉しい。そんなことを考えながら、今回はこれで終わりにします。