衆生の門とは、妖精が作った、人間も妖精も遊ぶことができるバーチャルリアリティ、オープンワールドの、大規模多人数同時参加型オンラインロールプレイングゲーム(MMO RPG )だ。
オンライン接続のためには、PCまたはiPadのようなネット接続器と、白い筐体1台、アイマスクのようなデバイスを必要とする。筐体1台でデバイス4人まで友人と同時プレイが出来る。(お裾分け通信のようなもの?)
公式サイトもある。
GM(Game Master)…ゲーム内でプレイヤーの行動を監視し、ゲーム環境を維持する責任者は卡里。
游戏策划(Game Design,简称GD)は老君。
サーバーは1つしかなく、このサーバーは、5000万人以上のプレイヤーが同時にオンラインでロールプレイングゲームをプレイするのを収容可能である。
ゲームのログイン時にユーザー名を指定、アイコン設定、キャラクターを作成する。
限定版ではキャラ作成時、人間か、妖獣か動物などの種族選択が可能な限定版は1000台。衆生之門としてのソフトの販売総数は5000万の限定販売。
ゲームにいる生き物、昆虫、爬虫類、人間、妖獣、ボス、それらすべてがプレイヤー。
動物を選んだ場合、同種しか意思疎通が出来ない。
あくまでもゲームの仮想世界であり、現実の本体に怪我や死といった、ダメージは影響しない。
ゲーム内で死んだ場合のペナルティが重く、キャラが死んだ場合は10秒以内に復活系のスキルを受けないとキャラは抹消。レベルもリセットされる。
地図の開拓具合のみ引き継げる。
地図は移動していくと開拓されていく。(表示されるようになる)はぐれても、パーティメンバーの位置の把握が可能。
新しくゲームを始めるためには30分のクールダウンタイムを必要とする。
キャラのレベルや能力がどれほど高くとも、死んだら全てゼロになる。
現実と同じように、命を大切にしなければならない。
ログアウトした場合は、同じ場所から再開される。
遊び方は自由であり、
・国同士の戦い
・都市の経営
・観光旅行
・狩るか狩られるか
など好きに遊ぶことができる。
操作画面をひらくには、心の中で「オープン」と念じることにより、コントロールパネルが開く。
この画面は、パーティメンバーのみ確認することができる。
チュートリアルはない。
霊力というステータスが存在し、六大系に種別される。御灵系の異なる属性同士はじゃんけんのような関係にあり、水タイプの属性は炎タイプの相手に対して優位、金属性には炎属性が優位などがある。
身体能力ステータスも存在する。
六大系は下記のように大別する。小区分は多岐にわたる。
御灵系→金木水(氷)火土
锁御系→アイテム操作能力と推察される
造物系→分身、画霊など
生灵系→強化、洞察、治癒など
心灵系→伝音、記憶操作など
空间系→呑噬、領界、転送、転移など
妖獣は初期能力値が高いが、いずれは人間が越えるとプレイヤー間で噂されている。
敵を倒すことで、経験値とスキルポイントを得ることができる。
得られる経験値は一定ではなく、倒した相手の経験値総和の30%を得ることができる。
プレイヤーがリソースを割り当てる際に複数の選択肢を選択できる場合、テクノロジーツリーを使用できる。
テクノロジーツリーのオプションはいくつかのレベルに分類される。
プレイヤーは通常、最も基本的なレベルから開始し、いくつかの選択肢しか選択できない。
プレイヤーのスキルが向上したり、ゲームで特定の成果を達成したりすると、より高いレベルのオプションを探索できるようになり、他のオプションへの道が閉ざされることもある。
このメカニズムがスキルの習得に使用される場合、スキルツリーとも呼ばれる。
衆生の門ではレベル10以上で“レベルの目”のスキルが解放され、ウインクすることで頭のうえにプレイヤーのレベルが見える。
レベル60で、スキル【化身】が能力解禁される。
妖獣は人型になることができ、人間は何になるかを自分で選ぶことができる。
スキルポイントはステータスに割りふる事ができ、衆生の門では六角形の六大系パラメーターがあり、さらに細分化で星型のパラメーターシートという構造となっており、御灵系を選択し→金属性をのパラメーターを上げる、ということができ、戦闘中でも上げることができるため、プレイしながらステータスを上げることができる身体能力が高く霊力のコントロール能力に長ける妖精が初期は有利。
ショップがあるが、段階的解放の様子。
ゲーム内ではリアルの金銭で取引が可能。
クエストリストがあり、選択して挑むことができる。
ボスはランダムでGMから『ボスをやらないか』と、打診を受ける。
了承されれば出没時間と場所を指定され、能力が与えられる。
それ以外は自由に動けるため、ボスのまま強くなることもできる。
なお、金を貰うことで“倒されてやる”ことは可能だが、その場合、ボスになる権利が剥奪され、二度とボスになることはできなくなる。
戦闘要員として、小黑と阿根。アドバイザーは山新。阿根から山新のステータス配分のオススメは造物系の傀儡師。本人は治療系(招霊系)によるアシストを希望。
見習いの小白は御霊系から火をチョイス。
【クエスト: 妖王 佛嵐の賞賛】
最難関クエスト。
レベル1の時のみ受注可能、かつ、1人1回のクエスト受注(挑戦)に限られ、受注後にキャラクターが死亡した場合は、クールタイム後であっても再受注することはできない。
つまり、クリアするまで死ねない。死んだ場合はクエスト失敗となる。
①レベル200に到達した非レッドネーム(PK)の“人間”プレイヤー。
※パーティーでクエストを受けるプレイヤーは平均レベルである必要があります。
②レベル60~200の赤ネームプレイヤーをレベルごとに狩る。
③すべての高レベルダンジョンクエストを完了します。
④13個の限定アイテムを入手する。
※PK(Player Killing)→红名 (hóngmíng): 赤ネームまたは 紅ネーム を意味します。多くのMMORPGでは、PK行為を繰り返すと、キャラクターの名前(ネームプレート)が赤色で表示されるシステムがあり、そこからきている呼称。
プレイヤー間の攻撃行為。後に「対決」の意味に発展して用いられることもある用語。
衆生之門では“同じ陣営に属するプレイヤー”を害するとPKとなる。
人間は、まずは、スタート地点(スポーン地点)の勢力に属することになる。
例えばA国にaという人物が所属していたとする。しかし、b,c,d,eという人物がA国の勢力に属しているのか、というようなことは、人間が増えれば増えるほど判別がつかなくなる。
仮定、b,cはA国に所属しているが、D国で戦っていたとする。そこにaが乱戦で飛び込み、bを害してしまうとPKとなってしまう。
これを回避するために、“山新勢力”を立て、領主となる。
戦国時代を想像すると、日本人にわかりやすいかもしれない。
「一派を立てる」、「派閥を作る」というのも、近いニュアンスかもしれない。
自身の領土ではバフ(能力強化効果)がかかり、自身の能力が4倍となり、領土にいる勢力外の敵を把握することができるため、入ってきた敵を倒すことでレベルアップがしやすくなる。
勢力を作るための条件は
・3人以上であること
・領土を持つこと
領土を失ったら勢力は解散となる。
領土を得るには、
・領主を倒して乗っ取る
・未開拓の土地にいるボスを倒す
ボスにも強化がかかっているため、複数人で挑む前提となっている。
【クエストをクリアするための目標】
①レベルアップ PKにならない。
②PKプレイヤーを倒す
③ダンジョンクエスト
④限定アイテムを集める
山新の作戦は、②は一旦保留。①を優先する。
③と④はレベルアップをしながらついでにやる。
勢力を作ってから、保有する領土から領主が離れた状況で、敵陣営が領地に入ると、その陣営には領主討伐クエストと共に領主の位置座標が提供される。
領主討伐で狙われやすくなるため、生き残りが大前提の小黑を生かす可能性を上げるために、阿根が山新勢力の領主として名乗り出た。
領主討伐クエストは“人間しか受けられない”ので、人間が接近してきた場合は領主を狙っている敵である可能性が高く、警戒する必要がある。