腐ったマフィンの話がだいぶ大きな事態になっている。
伝え聞くところによれば、店員は数名いたものの、店主ワンオペ状態が続いていたらしい。店を有名にしたいという想い、気負い、ワンオペの疲労が判断を誤らせたことは想像に難くない。返品対応を行っている現在もキャパオーバーの状態が続いているともその記事には記されていた。
まずは店主におかれては自らの生命を脅かすことなく、人手を使ってでも乗り切っていただきたいと願う。少し休んだのち、再起できればベストだが、困難も多かろう。
さて、この件を振り返るに、店主のワンオペであったことが判断を誤らせた主たる要因であると考えられる。ワンオペでなければ、製作期間も短く済んだかも知れないし、エアコンで冷やす愚行も止められたかも知れない。
ひとつの判断ミスがさらなるミスを誘発し、事態がここまで深刻になってしまった。企業活動において判断ミスをゼロに抑えるというのは、わりと、いや必須で真剣に取り組まねばならない課題なのかも知れない。
人間は誰しもミスを犯すものである。
にもかかわらずミスゼロを続けるには、複数の目、複数の判断が欠かせない。
共同創業者を見つけるのは、かなり優先度の高い問題であると認識を改めた。