2014年にシティ・フットボール・グループ(CFG)と提携。
2015年〜2017年にモンバエルツ監督が基礎を構築し、2018年にボスがマリノスに来てから始まったアタッキングフットボール。結果や出ていた選手を見ながら振り返ってみる。振り返るといっても分析とかはせずに、「あーこの時はこんな感じだったなー」くらいの振り返り。
2018年
結果は12位。残留争いに巻き込まれ、「あっ、やばい。J2にいくかも、、、」と思いながらマリノスの試合を見ていた。Wikiで在籍選手を見ているのだけど、なかなかにいい選手が揃っている。
2019年
15年ぶりとなるJリーグ優勝。優勝の瞬間は、日産スタジアムで味わいました。
松原 健
畠中 槙之輔
喜田 拓也
渡辺 皓太
現在残っているメンバーで、試合に出ている(ベンチ入りしている)選手は上記4名。点取られても取り返せるという感覚が結構あった。エリキ・テル・マテウス・マルコス、超強力だったな。
2020年
結果は9位。コロナとACLの挑戦、とにかく過密日程。22連戦の超過密日程。この結果はしょうがなかったのかなと思っている。ジュニオール サントス・マルコス ジュニオール・エリキ・エジガル ジュニオ・チアゴ マルチンスといった面々が揃っている中でうまく使いこなせていない感もあった1年間でもあった記憶がある。
2021年
結果は2位。川崎と優勝最後まで争ったが惜しくも2位。シーズン途中でボスからマスコット監督へ。前田 大然が得点王に。高丘・チアゴ・岩田の守備陣とエウベル・レオ・マルコス・大然の強力な攻撃陣。懐かしい。テルがサブにいるのが超豪華。
2022年
3年ぶり、5度目の優勝。とにかく超豪華。最終戦の神戸戦とか物凄い豪華。角田・藤田 譲瑠チマ・レオ・テル・ヤンマテウスがサブにいるという超豪華な布陣。また、マルコスから西村にトップ下が変更したのも大きな変化だった。
2023年
結果は2位。神戸と優勝争いをして一歩届かず。2位だったけど徐々に戦力に物足りなさを感じてきた1年間だった。特に守備陣。だんだん苦しくなってきたけど、そこに目を背け続けてきたと思っている。やりたいサッカーに対して適切な補強が出来ず、アタッキングフットボールを体現するのが苦しくなってきたと感じたのが2023年だったと思っている。
2024年
そして2024年。ACLは準優勝。決勝の2戦目では、ずっと崩壊していた守備陣がついに完全に崩壊した一戦だった。CBの脆さやGKのクオリティの低さ(ポープは良かったけど白坂は物足りなかった。というか完全にレベル不足ではあった)が目立ったけど、攻撃陣にも創造性がなく、連携よりも個で無理矢理なんとかするサッカー。交代選手で流れを変えることができず、ロペス・エウベル・ヤンマテウスが止められると何もできなくなるサッカーになってしまった。ボスが始めたアタッキングフットボールは2024年のACLで完全に終了したと思っている。夏にどれだけ補強/維持できるかがポイントだと思っている(ロペスやエウベル、ヤンマテウスが移籍する可能性はあると思っている)が、それ以上に今後どのようなサッカーを目指すのか、アタッキングフットボールとは何かを再定義しないといけないと思っている。マリノスのコンセプトを再定義するのが2024年だと思う。
アルアイン戦の大敗はずっと忘れないと思う。主審のジャッジやVARに納得いかない点はあるけど、問題点はそこじゃない。
やりたいサッカーに対して確実に選手が足りてない。ここ数年は補強がうまくいっていない。エリキやマテウス、高丘や岩田といった超大型の補強が全くといっていいほどできていない。それはなぜか。マリノスというチームに魅力を感じてもらっていないのか。スカウトの軸が固まっていないのか。スカウトのレベル不足なのか。
わからない。
ただ、今までと同じではダメ。ここから再度進化しないといけない。そうじゃないと中位を彷徨い続けるチームになってしまう(今のJリーグの感じだと、J2降格もあり得るとは思っている)。
再度、アタッキングフットボールを再定義しよう。そして適切にスカウトし、選手を活かそう。
ここから、再度スタートしよう。