こんにちは。中島です。
この記事は『HR Share Advent Calendar 2024』の3日目の記事です。
みなさん、組織効力感という言葉を知っていますか?私は2024年に入って、たまたま坂井風太さんの動画を見て、組織効力感というワードを知りました。
こちらのYouTubeで話されている組織効力感について、NotebookLMにまとめてもらいました。
組織効力感とは?
組織効力感とは、「自分たちなら成し遂げられる」という、チームとしての達成感や可能性を信じる感覚のことです。
組織効力感を高める要素
集団的達成経験: チーム全体で目標を達成した経験は、組織効力感を高めます。例えば、会社として以前は達成できなかったことが、今はできるようになっている、といった成功体験を共有することが重要です。
チームの強みの情報流通: チームメンバーの良い部分を互いに認め合い、共有する文化は、組織効力感に繋がります。
貢献可能性の自覚: 各メンバーが「自分が頑張ればチームの勝利に繋がる」と実感できる状態を作ることも重要です。 スポーツで例えると、それぞれの選手に役割と重要性を明確に伝えることで、チーム全体のパフォーマンス向上に繋がります。
組織効力感の重要性
組織効力感が高い組織では、困難な状況でも「このメンバーとなら乗り越えられる」という気持ちが生まれ、諦めずに努力を続けることができます。
組織効力感が低い場合:
踊り場: 事業が停滞期に陥った時、組織効力感が低いと「この状況では無理だ」「ここにいても意味がない」と感じてしまい、組織が崩壊しやすくなります。
人材流出: 優秀な人材が一人抜けると、「潮目」と捉えられ、他のメンバーも次々と辞めてしまう可能性があります。
組織効力感を高めるためのヒント
スラムダンク: 漫画「スラムダンク」は、組織効力感を高める要素を理解するのに役立ちます。
「湘北ならできる」: チームとしての可能性を信じさせる言葉
リバウンド王・桜木花道: 初心者でも貢献できる役割を与え、重要性を認識させる
小さな能力、大きな主役: 一人ひとりの努力がチームの勝利に繋がることを明確に示す
体系的な取り組み: 組織効力感を高めるには、断片的な取り組みではなく、体系的なアプローチが必要です。経営陣が率先して、組織文化やマネジメントスタイルを見直し、共通言語として浸透させていくことが重要です。
継続的な学習: 組織は常に変化していくため、マネジメントスタイルも時代に合わせてアップデートしていく必要があります。新しい理論や事例を学び続け、組織全体で成長していく姿勢が大切です。
組織効力感と自己効力感
自己効力感は「自分ならできる」という感覚ですが、組織効力感は「自分たちならできる」というチームとしての感覚です。コンサルタントなど、個人の能力で仕事をする場合は自己効力感が重要ですが、組織として成果を出すためには組織効力感が不可欠です。
「自分たちならできる」という感覚は、チームにとって非常に重要だと考えています。これはスポーツに通じるものがありますが、この感覚をチーム全体で共有できている場合、たとえ試合中に劣勢であっても、最終的に逆転勝利を掴むことが多いように感じます。
たとえば、「今は負けているけれど、この部分はしっかりできている。これまでも困難な状況を乗り越えてきたのだから、今回も勝てるはずだ」という共通の想いをチーム全員が抱いていると、どんなに厳しい状況であっても乗り越える力が生まれるのです。
強いチームが持つ「組織効力感」をビジネスの現場にも活かせるかどうかは、とても重要なポイントだと思います。ただし、自然にそうした感覚が生まれるわけではなく、意識的に取り組まない限り、組織効力感の高いチームにはなれないと感じます。そのため、常に意識しながらチームマネジメントに取り組みたいですね。
また、組織効力感のないチームが、徐々に高い組織効力感を持つチームへと変化していく過程を描いた本がありますので、ぜひ参考にしてみてください。
とても面白いです。達海 猛のチーム作りはかなり参考になると思います。
今回は組織効力感について、動画の情報をNotebookLMにまとめてもらいました。大事な要素だと思います。「これも参考になったよ!!」みたいな、記事や本があれば教えてください。読みます。
それでは、今日はこの辺で。