子どもが「スト6やりたい」と言い出したので、「期末テストが終わるまでデモで我慢しなさい」「サマーセールまで待て」ってなりまして。そして迎えたSTEAMサマーセール。スト6、セール対象外でした。
中学1年生の欲しいゲーム、お父さんの不得意なところを攻めてきました。ゆっくりしていってね!っぽいゲームも欲しかったらしい。2025年に東方が中学生にも人気とかいうあれです。
とりあえず「お父さんのジョイスティックを使えば?」って言ったけど、今はジョイスティックとは言わないんですね。アケコン。ジョイスティック、隠語扱い…なんでしょうか?
「お父さんもスト6やろうよ!」って言われて、格闘が苦手なので乗り気でないものの、子どもからの「一緒に遊ぼう」も今後残り少ないだろうし、アケコンをそれぞれ用意することにした。
と言っても1台2万円程度を2台買うほど本気ではないので、家にある古いコントローラーを使えるようにしたい。
子どもはハードオフでHORIのリアルアーケードPRO.V3 SAをお小遣いで購入。まぁ筐体とボタン類があればなんとかなるだろう。
家にあるお父さんのジョイスティックは…
バーチャスティック ハイグレード(XBOX360コントローラー乗っ取り)
DC アーケードスティック
PS1 コマンドスティックPS
SS ファイティングスティック
DCの斑鳩以降、ジョイスティックを使うことはあまり無かったので分かってないけど、現代では弱K、中K、強K、弱P、中P、強Pだけではボタンが足りないらしいので、コマンドスティックPSがボタンの数が多いのでこれをベースに使えるようになんとかする。
PADコントローラーの基盤を使う『乗っ取り』でなんとかするのは過去の話でRaspberry Piを仕込むのが主流っぽい。
早速、アリエクのセールでRaspberry Pi Picoと小さい液晶がそれぞれ250円程度、電線やピンとソケットみたいな細々したものも100円ちょっとだった。もしかして偽物かもしれない安さ。
Raspberry Pi PicoにGP2040-CEをインストールしてボタンを配線するとコントローラーになるらしい。
基盤のBOOTSELを押しながらUSBを挿すとドライブとして認識されるので、ダウンロードしたGP2040-CEをコピーするとXBOX360のコントローラーになる。素敵。
小さい液晶を繋げて、GP17の端子とGNDの端子がコントローラーのスタートボタンになるので、ボタンを接続して押しながらUSBを挿すと、設定画面に入れる。
ボタンを押しながらUSBを挿す動作、かなり困難ではあります。
設定画面はブラウザで192.168.7.1
ボタンのレイアウトもいくつか選べる。自作レバーレスを作るのが主流っぽい。
組み込んでみた。液晶を仮設置、内蔵するのはそのうち。上部のENTERが360のガイドボタン、SELECTとSTARTもそれぞれ接続した。
生贄のコマンドスティックPSはPS1のレイストームかレイフォースあたりで使ったのが最後かもしれないので、30年ほど使ってないってことになるのか。レバーやボタンはゆるい感じで感触は良くない。
動作確認、XINPUTのコントローラーとして認識される。
とても楽しいので、デラックスなやつも買ってみた。10倍ぐらい高価。
でも、以上のことは全部忘れて『ファイティングスティックα』とかを初手で買うほうがいいと思います!