参考までに
データアナリストとは?という解に関しては諸説あるので、適当にggってください。
以下のリンクを提示しますが、ggれない人向けに言語化してみた人々のサイトですが、私とは関係ありません。
閑話休題の前に補足
「データアナリスト やめとけ」という検索ワードが出てきて驚愕したので補足しますが、データアナリスト自体の価値について貶める意図は全くない点はご留意ください。
閑話休題
Intorduction: タイトル回収
現在のプロフィールから「データアナリスト」「Data Analyst」「Business Analyst」を消しました。
結構な数のSNSがあるので、もし見落としていたら教えてください🙇
Detail: 経緯
第一に、日本では職業としてデータアナリストが定義されていないから。
e-Statのデータなのでかなり古いものではありますし、もしかしたらワンチャンデータ整備が進み、データアナリストの項目が新設される可能性はありますが、現時点で存在していない事実はあります。
この事実が割と厄介で、公的な文書であったり、契約時に自分の職業を聞かれた際に選択肢としてなかったり、場合によっては追加で説明を求められるようになります。
YouTuberという職業はないのでYouTuberはどう名乗っていいかわからないみたいな話と似ています。
次に、データ分析に対する違和感から。
ここ十数年でデータ分析はだいぶ市民権を得てきました。
何か突拍子ないことを発言した際に、「その根拠は?」「ソースはあるのか?」「データで示せ」ということを聞く機会が増えました。
これもひとえにデータ界隈の日進月歩の進化の賜物だと個人的には認識しています。
ただ一方で、データ分析って残念なことに誰でもできて専門性は皆無という事実に気付いてしまった(嘘です前々から思っていました)。
もちろん、データ分析に必要な統計学の知識やデータ集計の技術はありますが、それはデータサイエンスであり、データテクノロジーですので、肩書きとしてはそれぞれデータサイエンティスト、データエンジニアと名乗るべきなのです。
船乗りは船に乗るから船乗り、料理人は料理をするから料理人、弁護士は弁護が許されている人だから弁護士、と同じ理屈です。
データ分析というのは単なるアクションの総称でしかないので、データアナリスト、と名乗るのは上記とは異なります。歩く人、呼吸する人、飛ぶ人、etc... このレイヤーに近しい。
最後に、肩書きと実際の業務内容にかなりの差分を生じている点。
本業副業問わず、データアナリティクスの業務は請け負っていますが、結局のところ職責としてデータアナリストとして全うしているわけではない点です。
これは私のキャリアとっ散らかっている問題にも起因しますが、大体は
サイエンスなりテクノロジーの力を使って課題を解決する: サイエンティスト or エンジニア
ITに関する知見を駆使して提案、実行、説明を行う: (IT)コンサルタント
意思決定する: 経営者(個人商店ですが一応)
以上のことを手掛けていて、その一環でデータ分析的なことをするわけです。
先ほどの例えでも出ましたが、呼吸と同じなのです。データ分析って。
Conclusion: おわりに
大谷翔平に勝つために専属で大谷翔平の弱点を見つけて報告する仕事が与えられたら「大谷翔平対策アナリスト」の肩書きは名乗っていいとは思いますが、残念なことにデータ分析をする対象は多すぎて一々名乗っていられないのが凡人サラリーマンの宿命なのです。
ということでしばらくはData Engineer, Analytics Engineer, Data Archirectureあたりを名乗ることにします。やっていることは特に変わらないので、引き続きデータ分析案件はお待ちしています。