何かに関わる場合、当事者にならないといけないなという意識は昔からある。
ただ、残念なことに相手の人間や組織はそうではないというケースが圧倒的大多数であって、大体間に人間を挟んでくる。この挟んだ人間のことを伝書鳩と呼んでいる。
Case1: 転職エージェント
伝書鳩としてトップクラスに害悪な事例。
彼らの利鞘は転職者の年収に応じた割合で企業から成功報酬をいただくビジネスである。
そのため、転職者のことなんか全く考えないでも成立するビジネスモデルなのである。
最初の転職は転職エージェントに騙されて本来入社すべきだった会社の子会社に入社させられたので、絶対に許さない。
Case2: パフォーマンス評価におけるPeople Manager
正味、末端のサラリーマンがお賃金を上げろや!と経営層に物申せる機会なんてない。必ず上長であるPeople Managerが間に挟まる形となるのだが、正当に評価されているか否かは本当にPeople Manager次第。
People Managerが悪い伝え方をすれば部下の人生を終わらせることだって可能なのである。自分もPeople Managerだった頃があるので、この危機感については理解はしているし、本当に人生を終わらせるPeople Managerも存在するので闇が深い。
Case3: 人事
人事は会社の花形である。というのは昭和の時代に聞いたことがある話。
実際そう思う。趣味で会社分析を行っている頭のおかしい自分がIRの次に見るのは人事機能がまともか否かなのである。
人事も所詮サラリーマンなので、最終意思決定者は経営層で、従業員の間に挟まる形になることが多い。
経営層が無能で、人事が超有能、なんて事例は見たことがない。大体人事も無能か超無能。従業員の立場は変わらないのに、自分の身を守るために人事以外の従業員を平気で切り捨てる。
スタートアップみたいな未成熟企業ならまだしも、創業10年以上も迎えているような企業で人事が体たらくな状況だったらまあお察しだし、手がけているビジネスも斜陽。この点はみんな馬鹿にしているJTCの人事の方がよくできている。
Case4: 存在意義の不明なコンサルタント
お前、存在する意味ある?っていうコンサルタントいません???
こういうのを駆逐していくのが私のお仕事なような気がしています。
彼らの口八丁手八丁に翻弄されて会社が崩壊しかけたこと山の如しなので、コンサルに仲介してもらわない働き方を目指さないといけない。
ちなみに、これは何もコンサルタントの花形である戦略コンサルタントでも発生している。
でも、発生頻度としては圧倒的に業務改善系とIT。本当にこのジャンルのコンサルはいらない。
Case5: Analytics Engineer
これは自虐だけども、本当にいらない。最近自ら名乗り出したけども、この職種が必要な状況自体が危険信号と言っても過言ではないかもしれない。
まず、数が圧倒的に少ないので数的不利。
次に、エンジニア陣からはエンジニアに見られない。データエンジニアにすら。
おまけに、ビジネスサイドからもめんどくさいエンジニア扱いを受ける。優秀なビジネスマンは直接エンジニアと交渉した方が早いので、関係ができてしまった時のAnalytics Engineerに付け入る隙もない。それどころか彼らの壁として立ちはだかってしまい良くないことが起きる。
最後に、やはりAnalytics Engineerが必要な状態こそ、職責の領域が定義できていない状況な気がしているので、お見合いやボール拾いが多発している(気がする。経験則的にも、自分の観測範囲内でも)。
最後に
間に入り込む人間には注意してね。