「パーパ、パーパ、パーパ」そう呼ばれたときの感情はどう表現すればよいだろうか。思わずにんまりしてしまう、なんとも言えない幸福感であり、これまで味わったことのない感覚なのかもしれない。
明確にこの日から呼ばれるようになった、というものではない。なんとなくそのような発語をするようになり、なんとなく自分のことを呼んでるな、という確度が高くなってきた、そんな感じだ。
息子は先月1歳半を迎えたところで、その日に受けた健診では「意味のある言葉を言えるかどうか」を確認され、その時点では言えなかったので「いいえ」と伝えたところ、念のため3ヶ月後にまた確認することになった。
息子は早産だったこともあり、修正月齢で考えると1ヶ月ちょっと遅まるため、普段は多少の遅れは気にしないし、今回もまぁそのうちしゃべるようになるだろうと思っていた。とはいえ保育園で同じ組のお友達が「バイバイ」とか「パパ」とか喋っているのを聞くと、うらやましくはあった。
言葉は急速に発達するのか、ここ数日で「バイバイ」とたまに言うようになったり、シナぷしゅの『なんでもGOGOソング』の影響で「ゴーゴー」と言ったりもする。「ママ」の意味も分かってはいるようだが、まだたまにしか発しない。
これからも温かく見守りつつ、語録はたまに記録として残すようにしていきたい。きっと忘れてしまうものだから。