久しぶりに香水を変えてみた。コーチの『フローラル』。
社会人になってからずっと、シャネル『チャンス オー タンドゥル』を使用してきたが、年齢も上がったので心機一転。でも結局、好む香りの系統は変わらず、フルーティフローラル系の香りを選んだ。
シャネルの『チャンス』は、香りだけはなく、コンセプトも魅力的だった。「その瞬間を逃してしまったら、二度と手に入れることができないチャンス、いつ訪れるかわからない、予測することのできない瞬間、でもそのチャンスをつかむことができれば不可能なことはない。」
身にまとう香りもファッションと同様、"自分"を表現する物の1つ。当時の自分は、女性の社会進出に大きく貢献し、ファッション業界に革命を起こしたシャネルの強い女性像に憧れて、この香水と共にOLデビューした。
ちなみにタイトルの言葉もココ・シャネルの名言の1つだ。
A woman who doesn’t wear perfume has no future.
香水をつけない女性に未来はない。
.........毎日ちゃんと香水をつけよう…。
ということで、新しく購入した、コーチの『フローラル』。
コーチ アイコンのティー ローズにインスパイアされた新しいフェミニンな香りのコーチ フローラルが登場しました。ボトルを開けると広がるシトラスクール、ほのかに沸き立つピンクペッパー、さわやかなパイナップルソルベの香りは、ローズティー、ジャスミン、クチナシの花束のアロマへと変化し、エレガントでクリーミーなウッド、パチョリ、ムスクの包み込まれるようなラストノートへと続きます。
トップノート:パイナップル・シャーベット、シトラスクール®
ミドルノート:ピオニー、ジャスミン・サンバック
ラストノート:クリスタルムスク、クリーミーウッド
すごい。こんなに丁寧に説明してくれているのに、香りが1ミリも想像できない。
全体的には、フルーティフローラルのほどよく甘い香り。『チャンス オー タンドゥル』の好きな部分を引き継いで、年齢をちょっと上げてくれたイメージだ。ふんわり香るといい匂いだが、付けすぎると甘ったるさが目立って、男性には嫌われそうな香り。
購入して早々、実はもう1つコーチで気になっていた『フローラル ブラッシュ』にすればよかったかなと若干の後悔がある。調べたら数量限定生産で、継続的に使えないようだったので断念したが、まだブンブン気持ちが揺れている。今後気分で購入してしまうかもしれない。
香水を変えるとすごく気分が上がる。ニューフレグランスを振りまいて、外出するのが楽しみだ。
最初はディオールが気になっていたので、あれこれと香りを試していた。残念ながら自分にはしっくりこなかったが、せっかくなので、軽いレビューだけ残しておく。
▼ミス ディオール
付けたては、ザ・ハイブランド、ザ・フレグランス!「香水」という感じ。ツンとした花の香りがすごく強い。しばらくすると、甘ったるい感じに変化して酔ったので、私には合わなかった。
▼ミス ディオール ブルーミング ブーケ
めちゃくちゃ好みの香り。しかし、とにかく人気が高く、使用している人が多い。絶対に1~2人、社内でかぶりがいる事が予想できた。YouTubeでレビュー検索したときにも、1番ヒット数が多かった。20代前半が使用するような若々しさを感じる。
▼ミス ディオール ローズ アンド ローズ
バラ!バラ!バラ!200本くらいのバラに頭を突っ込んだような、そんな香り。年齢は少し高めのイメージ。私は「おばさん家のタンスの匂い」というレビューを見てから、それにしか思えなくなり、購入はやめた。誰かとお出かけする時ではなく、1人で美術館にいったり、ティータイムする時に纏っていたい香り。嫌いではないので、たぶんサンプルが尽きるまで使用する。