命を脅かされ戦争の惨禍に飲まれるよりも恐ろしいことが、果たしてこの世界にあるでしょうか?
いま、日本各地で平和を願う声があがっています。
団体や政党が主催となっているデモはもちろんのこと、単なる市民のひとりが呼びかけ合って集まっているものも非常に多くあります。
そういった動きが、全国各地で起こっている。
例えば3月25日の緊急アクションでは、分かっているだけでも全国30か所以上で連帯する動きが起こりました。
平日の夜間、しかも雨天にも関わらず、です。
1人で立たれた方なども数え始めたら膨大な数になります。
ここ梅田でも、3月19日には350を超える人々が集まりました。
ネイルの予定を取りやめて路上に出たひと。
震える手を握りしめながら一歩踏み出したひと。
少しの時間の合間を縫って来るひと。
夜勤明けにも関わらず駆けつけるひと。
旅行先で参加するひと。
知らないフリ、気づかないフリをしていれば、少なくとも目先の未来だけは今までと変わらず過ごせるわけです。
のんびりして、出かけて、眠って、過ごせるわけです。
にも関わらず多くの人が声上げている。
異常事態だと思いませんか?
それだけ、情勢が不安定で危険な状態にあるということです。
これまでは自分とは無関係の話だとスルーしていた人も、もうそれでは済まされない状況になっているということです。
それぞれの胸中には、不安・怒り・戸惑い...いろんな思いが渦巻いているでしょう。
黙っていては存在しないことにされる。
自分が賛同できない振る舞いや決断を繰り返す政権に同意しているように伝わってしまう。
そうならないためにも、声を上げて存在を可視化する。
そして、連帯しあい、見ず知らずの他人同士が勇気を与えあっている。
私(qrxxxu)も、本当なら家でゆっくり過ごしているはずだった時間を失いました。
不安・恐怖・怒りで掻き乱され、脈拍が乱れて夜も眠れないような日々です。
でも、いま抗わないと、今度こそ日本の平和憲法は破壊され、再び戦争の惨禍に飲まれるかもしれない。
日本が関わった行為や武器が原因で各国の人々の命が脅かされるかもしれない。
ご存知ですか?
自民党は改憲草案で、憲法前文の『再び戦争の惨禍を起こさない決意』を削除しているんです。
今まで紡がれてきた抵抗のちからと平和の糸を、ここで途切れさせるわけにはいかない。
いま日本が戦争をしない国でいられるのは、愚かな為政者が誤った道へ進もうとする動きがあるたびに抵抗してきた沢山の人々がいてくれたからなんです。
平和憲法の破壊を食い止めてきた人たちがいるから、いま私たちはこうして過ごしていられるんです。
それらの積み重ねの果てに今の社会があるんです。
『結局なにも起きなかったじゃないか』いいえ、違います。
「結果的に、何も起きずに済んだ。なぜなら、行動してきたから。」です。
政治のことは詳しくないし、自分の知識に自信もない...?
戦争はいや。平和がいい。
食べるもので困りたくない。安全な家で過ごしたい。
好きな服を着て、自由に遊びに出たい。
そういう生活が守られていてほしい。
まずは身近なきっかけから良いのではないでしょうか。
そして、そこからまた、在日米軍のこと・中東をはじめとした世界各地の紛争のこと・排外主義のこと、そもそもすべての辛さや苦しみなどの根源にある人権のことを学び考えていけばいいのではないでしょうか。
私は、この社会運動を一過性のムーブメントで終わらせないためにも、まずは多くの人が「わたしが、わたしたち全員が当事者なのだ」と実感するためのきっかけとして間口が広く開かれていてほしいと考えています。
投票に行こうと呼びかけることすらも思想強いと誤ったラベルを貼られる社会を脱出して、酒の場でも軽い政治の話くらいできるようになってほしいです。
極端に偏る権力バランスも、課題だらけの構造も、少しずつ、でも着実に崩していきたい。
ありがとうございました。