約4年半在籍した、RUNTEQを運営しているスタートアップテクノロジーを離れることなりました。今日が有休消化最終日となります。
現在小3と年長の2人のこどもがおり、入社時は子ども2人ともまだ保育園児。夫の仕事の都合でほぼワンオペの中で、在職中にいわゆる「小1の壁」と言われる時期も経験しました。
そんな中で、私も子どもたちも無理することなくフルタイムで仕事をし、新しく立ち上がったRUNTEQデザインチームのマネージャーなど新しいことにも挑戦することができ、「本当に子育てと仕事の両立がしやすい環境だったな」と振り返ってあらためて実感しているので、感じたことを書き留めておこうと思います。(目指すキャリアや理想の働き方は人それぞれなので、あくまで私目線です)
リモート可のフルフレックス。導入している他の会社も増えてきているかと思いますが、スタテクではこの制度の自由度が本当に高いです。
保育園児。保育園ですぐに風邪やら何やらもらってきます。「熱がないなら登園させなきゃ」という選択にせざるを得ないパパママが多い中、発熱してなくても咳がひどい時などに保育園を休ませたり、早めにお迎えに行って、私は仕事、子どもは家でのんびりする時間を作ってあげられたりする。
小学生。保育園と違い、平日昼間の予定が容赦なく入ります。昼間の1、2時間程度の予定でも全休・半休取らなきゃいけない人も多い中、スタテクでは中抜けで十分対応できるので、ミーティングの10分後には小学校の授業参観にいたりしました。また保育園と違い、放課後「学童に行く子」と「すぐ帰宅できる子」がいるので、子どもが学童が嫌になるケースも非常に多いし(うちの子はそのタイプ)、長期休みともなれば毎日お弁当持って学童に行くことになるので、私がリモートしたり、午前だけ出社したりと柔軟に動けることが、自分にも子どもにとってもとても良かった。
また、毎日きっちり8時間以上稼働しなきゃいけないというのも全然無いので、子どもの予定だけでなく自分の通院だったり体調不良だったりの対応も助かりました。ワンオペだと休日に自分の歯医者とかに行く時間取るのがなかなか難しいし。
(保育園の送迎時間や、小学校の登校時間・学童のお迎え時間 + 通勤時間も考えると、ワンオペでフル出社&フルタイム&時間固定の場合って職場が近所じゃなかったらむしろどうやってるんだろう・・)
これらの制度が子育て中の社員の特権のようなものではなく、「誰でもみんなが当たり前のようにその働き方をしている」というところが何よりのポイント。きっと子育て特権とかだったら「ご迷惑おかけします…すみません…」って毎回後ろめたさ感じながら働くことになっていたと思う。
朝まで飲んでいたからお昼頃から稼働しますとか、宅急便受け取ってから出社しますとか、途中で抜けてジムやピラティスに行ったりとか、ミーティングなどに支障がなければみんなが本当に自由な働き方をしています。
この仕組みでサボっちゃわない?って思う人もいるかもしれないけれど、みんな自分のやるべきことをしっかりやっているからこそ、この自由度も保たれているんですよね。で、この「しっかりやる」ってただ単に業務をこなすだけでなく、「RUNTEQ CREDOのような働きができているか」だなって思います。
ここから急にRUNTEQの話。
「Be Open」「Move Fast」「Give First」「Geek Out」「Take Ownership」の5つからなるRUNTEQ CREDO。このカルチャーは、エンジニアだけでなく働き方の自由度が高い会社であればあるほど、大事なことなんじゃないかと思っています。みんなが自ら動くから、ガチガチのルールで固める必要も、働いた時間の長さで判断する必要もない。
私の解釈ですが、RUNTEQは校長の菊本さんが「みんなに自由で自分らしい働き方をしてほしい」という願いを持っているからこそ、単純にプログラミングを教えるだけでなく、RUNTEQ CREDOのカルチャー教育やコミュニティなどにも力を入れているんだと思います。「エンジニアになる」のもっと先、「自分の力で自由で自分らしい働き方を掴んでほしい」。RUNTEQの運営が実際にこのような働き方をしているので、その「自由な働き方のために必要なこと」も私たちは毎日体感しています。RUNTEQに入学してくださる皆さまにも、このカルチャーを身につけ、自分のために家族のために自由な働き方を掴み取ってもらえると良いなと心から思います。
私はまた別のやってみたい分野があるのでスタテクを離れることにしましたが、素敵なメンバーたちと働けて本当に幸せでした!ありがとうございました!みんなへ愛をこめて。
送別会ありがとうございました!泣いた!
デザインチームが作ってくれた、みんなからのメッセージ集めたku:nelならぬ「keinel」(私が初期の頃のku:nel大好きだったので)。ありがとう!右上のニセらんてくんも最高!