ptpに自分を大切にすることを教わった

Keiichiro
·

Pay money To my Pain

Pay money To my Pain

伝説のバンドである。

K、PABLO、T$UYO$HI、ZAX

最高の4人、最高にかっこいい歌、最高に優しい歌、最高のファン、ptpが見せてくれる最高の景色。

ライドロック界のパイオニアであり伝説

ラウドロックの礎を築き、後に残るバンドにも多大な影響を与えた。

SiM、coldrain、ONE OK ROCK、MY FIRST STORYなど挙げ出したらキリがないが、マイファスに至っては名付け親がKくんである。

自分はptp以外だったらSiMが一番好きなバンドで、Blare fest.でMAHがWeight of My Pride歌ってるとこを生で見れたのは流石に人生で一番泣いた。

好きな歌

Atheist、This life、Weight of My Pride、Rain、Dilemma…

と、少しベタになってしまったが他にもたくさんいい曲があってそれぞれに想いが溢れてる。

masatoも映画の中で言ってたけど、間違いなく刺さった人にとんでもなく深く刺さっているんだと思う。

命を救ってくれた

何もかもがうまくいかなくて自分を責め続けて、他人からドロップアウトして、いつの間にか1人になって。でも、ptpがいつでも救ってくれた。

こんな俺でも生きててもいいんだよ、と教えてくれた。だから今、俺は生きてると思う。俺はptpに生かされ、ptpを追いかけて生きてる。俺にとってptpは、自分の人生を預けてるバンドなんだと思う。

人間っていうのは脆い生き物。縋るものや生きる目的がないと生きていけない。

This Lifeで一目惚れして、そこから沼にハマっていって、もっと知りたくなって、色々調べていくうちにKくんが亡くなっていることを知って。きっとリアルタイムでそれを観ていたら俺は後を追っていた可能性だって全然あると思う。

それでも今生きてるのはKくんの背中を追い続けてるから。映画を見たあとにすごいグチャグチャな気持ちになったけど、少なくともKくんみたいに優しくて強くて大きな人に俺はなりたい。

Kくんの言葉

KくんのいつぞやのMC

「みんな、痛い思いとかプライドとかを抱えて生きているんだな、と感じたツアーでした。

俺たちと同じなんだなって思いました。

別に不幸自慢をするために生きている訳じゃないけど、俺は子供の頃から人に心を開くのが苦手で、それは20代だろうが、30、40、50 代の人だろうが変わらないと思う。

『STAY REAL』というのは、本物であれ、という意味ではありません。

そのままで、ありのままでいて欲しいということです。

俺は中学生の頃から、周りの人がだんだん俺の冗談で笑ってくれなくなって、天井ばかり眺めるようになって、ずいぶんみんなを恨みました。

居酒屋から大きな笑い声を上げながら出てくる人たちとか、カップルとかが、羨ましかった。

でもそれは、みんなが俺から離れていったんじゃなくて、自分からドロップ・アウトしていったんだ、と気付くのに、29年かかりました。

お前なんかいらない、とか、死ね、とか言われて、自分の存在を疑ってしまっている人は、それも自分なんだってことを認めて、どうか、自分を傷つけるのはやめてください。

『STAY REAL』、その一言を言いたいがためのツアーでした。

でももうひとつ、人は必ず変わることが出来ます。

天井ばかり眺めていた俺は今、こうして大勢の人に耳を傾けてもらえています。それは俺にとって、一度しかない人生で、奇跡です。

自分は絶対に変われない、と思ってしまっている人に、次の曲を捧げます。

“Another day comes”」

こちらから引用させていただきました🙏

https://www.sano-k.com/blog/10072/

最後に

死にたいなんて気持ちは特別じゃないと思ってるけど、それでも死にたくなる日は何度も過ごしてきた。声に出さないだけで、同じような気持ちを抱えている人はたくさんいると思う。

それでも俺は、Kくんの声を聞くだけでもう少し生きてみようって気持ちになれる。

Kくんの大きすぎる背中に追いつくその日まで。

生き急ぐのは程々にして、もう少し自分を大切にしてあげたい。

@keiichiro
バンドと麻雀が好きなデザイナー