西炯子さんの「姉の結婚」という作品が好きなのですが、紆余曲折を経て誠がヨリにプロポーズした日の2人が一夜を共にするシーンが、理想のアスカガ一夜と思うような描写でうっとりします。もちろん姉の結婚という作品として、ヨリと誠の物語としてその描写を愛おしく思っているのですが、ふとそう思いました。
行為そのものの描写が一読者として興奮するといった感じではなく、その際の台詞やモノローグがすごく心に迫って好きです☺️そしてそこに至るまでの、2人の夜道でのあの会話があるからこその成立というか、すごく満たされた一夜なんだろうなあと。身も心も結ばれるというのはこういうことか…!と思われてくれる本当に丁寧な描写で、この回があったからこその最終話だと思っています。ヨリと誠は1話目からそういった関係に陥っているので行為そのものは初めてではないのですが、心の底から両想いになって結ばれたのはこの回が初めてなのではないかと。
個人的には、アスカガは種~運命のいわゆる空白の2年間に一度だけあったという関係を妄想してます。戦後、形だけの代表として力のないカガリと、同じくプラントから亡命して偽りの存在として生きるアスラン。お互い、孤独と依存でつながっている時期なんだろうなと思っています。もちろん、恋愛感情としての「好き」もあったのだろうけれど、それが覆い塞がれるくらい孤独で、互いがいることでまだ自分が生きていられる(そばにいる人たちの中で、肩書きのない一人の人間として見てくれたのはお互いくらいしかいなかったのではないかと)時期。
そんな時期に初夜。当然、恋愛の王道ルートのような展開ではなくて、孤独を埋めるための手段として至ったという、どこか後ろめたさの残る感じを勝手に妄想してます。もちろん両想いで、お互い好きだからこそというのが前提にありつつも、及ぶまでと最中は本人たちに自覚のないまま、終わってから本質(孤独という現実から逃避したいからこそ至ってしまったこと、それに相手を巻き込んでしまったこと)に気づいて後悔する(それぞれが自分自身を責める)、以降話題に出すことすらしない…という展開だと良いなあと思っています。したことを否定はしないけれど、到底肯定もできないことをしてしまったという、その場では刹那的な幸せを得ながらも後に残る虚しさをお互いに打ち明けられずに過ぎていく感じ。
なのでそれ以来ずっとそういった接触はなくて、種自由後のいつかにようやく2回目を迎えられるのが理想です。できればこの2回目を迎えることに相当の葛藤を抱えてもらえるといい…。すごく自然にそのときを迎えるんだけれども、過去の苦い記憶を思い出して思いとどまる、みたいな。それを心理面から打破するのはカガリで、行為面から打破するのはアスランだと尚いいです。このときは上述の通り、心の底から両想いで結ばれた幸せな時間なのだと思います。
他の方のご意見を否定するものではなく、一個人のひどい妄想(しかもそれなりに末期)だと思って頂ければ幸いです。肯定否定関係なしに、人の数だけ考えがあっていいという心持ちです。当人ですらいろんなシチュエーションを妄想するので…。
記事を書くときに背景と音を設定できるのですが、今は「焚き火」にしてます。なんかムードある。2人にとって思い出の焚き火…かどうかは分からないのですが、何もないところから火をおこせるアスラン・ザラはアウトドアの場にいると便利そうな気がします。
最近pixivをパソコン版で初めて見てみたんですが、画面が大きくて見やすい(当たり前)!メッセージはパソコン版のが断然使いやすいです︎︎👍スマホ版は送信前の確認ないままダイレクトに送信される(LINEのメッセージ送るのと同じ感じ)けど、パソコン版は本文引用できたり枠を大きくできたり、送信前の確認ができるので助かります。いろいろな機能があるんだな~と思いながら全然使いこなせていない…💔
学パロは少しずつ書いています。急にシンルナがカットインして逸れた(いつかここに画像で出すかもしれない)のと、この前画像で投稿した話を書きたかったのと。遅筆+集中力のなさすぎという大惨事💥双子がもうすぐ誕生日…!!早筆+計画的な方々がとても眩しい…😭✨✨
アンソロの再販開始のお知らせを見た頃には終わっていた…んんん!?旬ジャンルすごすぎる…!!
それでは更新までもぐります~。
(同日、加筆しました)