物心ついたときから 人は皆 塗装された道を行く 綺麗な道を 一歩ずつ 確実に 転ばぬように 踏み外さぬように 違わぬように 歩く そして何時か 悩み苦しむ 誰も踏み入れたことのない 荒れた大地を 進まなければと 冒険しなければと 新しい道を作らなければと 決断すべき瞬間に 意を決して 考察して 導き出して 踏み出したその右足は きっと誰かが 同じように踏み出した 右足だ それを知って 恥じる必要はない 勇気を持って 勇敢な心で 勇猛果敢に挑戦した その事実こそが 君を造形する 何かの形なのだ 詩kenshira毎日一作品投稿する、予定。