身体の何処かに 深く刻み込まれた 傷のようなものが いつまで経っても消えない いつの間にかあったその傷は 痛みもなく 痒みもないが 深く抉れている 経緯を思い出そうとすると 明らかな違和感が 傷に現れる いつ 何処で 何によって もうそれが 思い出せないのだ 奇妙な傷を見て そういうデザインなんだと諦めて 前に進む 詩kenshira毎日一作品投稿する、予定。