かなり遅い時間になってしまった。
今日もプロットをあれこれ弄っていた。やっぱりまだ納得がいかない。うまくいってないんだろう。完成した時はたぶん思わずほくそ笑んでしまうような気になると踏んでいるのだけれど、今はその正反対で眉間に皺が寄りまくってむつかしい顔をしている。
自分の生活圏から遠く離れた場所から異質な存在がやってきて去ってゆくという話が好きで、そういうものを書こうとしている(反対に自分が異質な存在としてそれまでとは異なる文化圏に入っていくという話にも興味がある)。で、今日の夕方ふと、そういえばカウリスマキの『ル・アーヴルの靴みがき』もそういう話だったなと思い出した。フランスの港町ル・アーヴルで靴みがき職人をして暮らしているマルセルが、ある日アフリカから密航してきた少年イドリッサと出会い、彼がロンドンの親戚の元へゆくための手助けするという話だった。DVDを持っているので見返して参考にしたい。というか自分でノベライズにしたノートがあったのを忘れていた。
今日は、訪米中の総理大臣が近日中に「日本が戦争できる国になりました」と宣言をする見込みであるといった物騒な内容の新聞記事を見かけて、気持ちが落ち着かなくなってしまった。とりあえず首相官邸のご意見箱に、一体誰の何のための政治を行っているのかという問いかけと、戦争反対と現政権の政治を支持しないことと政権交代を求めるという意思表示を認めて送り付けた。戦争反対。改憲反対。あらゆる差別に反対。
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