執筆日記123

kenshiro
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机に向かっていると突然目の前のカーテンの裾からずるずるずると猫の尻尾が垂れ下がってきた。いつもは足が出てくることが多いのだけど今日は珍しく尻尾だった。昨日の『ダンジョン飯』最新話に登場したイヅツミと毛の質が似ていると思う。

カーテンの裾から飛び出した長毛の黒猫の尻尾

今日は『虎に翼』の今週分を見た以外はこれといって何もできずにずっとダラダラして過ごした。別れの展開が多かったが、これまでにそこに至るための必要な描写がなされていたので、それほど唐突だとも思わなかった。筆記試験後に受け取った梅子さんからの手紙にあった「弁護士になって私のような人たちを助けてください」というところで感極まってしまった。それらの経緯を踏まえての祝賀会での寅子のスピーチも素晴らしかった。桂場が痛快そうな様子で笑ったのもよかった。それから次週予告を見て、恐らく寅子が担当する事件の傍聴によねさんが来ているのがわかって嬉しくなり、最後の寿司屋のおじさんの噎び泣きで笑ってしまった。おじさんはやはり傍聴人としているのだろうか? もしかして寿司絡みで事件に巻き込まれて寅子に弁護を担ってもらっているとか? などと色々妄想してしまう。おじさんの作った寿司で食中毒が起きてあらぬ疑いをかけられてしまうが、寅子の弁護によって無実を勝ち取る(かつて毒饅頭事件について仲間たちと知恵を絞り合った経験から事件の真相に辿り着くことができる)……とか。たぶんないだろうが。これから戦時中の話になっていくのだろうけれど引き続きしっかり見てゆきたい。

今からちょろっと外を歩いて、そのあとプロットをやる。プロット全然進んでない。大枠も小枠も決まらない。