執筆日記56

kenshiro
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プラカード。「停戦」の文字。左下にスイカ。右上にパレスチナ国旗。

今日は午後から市中心街で開催された「パレスチナ人ジェノサイドに反対するスタンディングアクション」に参加してきた。昨日も途中からだったとはいえ参加したので、はじめての二日連続のスタンディングとなった。今日は飛び入りで小学生くらいの男の子たちが参加して、チラシを配ったり声掛けをしたりしていた。一方で20~30歳くらいのスーツ姿の成人男性が両手でプラカードを掲げ持つ私の様子を真似して何ごとか叫んで揶揄しながら通り過ぎていくという一幕もあった。その人の様子から彼もまた抑圧されているんだという感想が真っ先に思い浮かんだ。(←追記:これ、一日経って思い返してみると、やっぱりノイズとしての効果があったていうことでもあるよなと実感した)

それから私は見た目が男か女かわからないとかいう理由でたびたび見知らぬ人間から「あの人は男か女か」と話題にされたり、時には気味悪がられたりすることがあるのだけど、かなり不愉快だし他人に向かってよくそんなことが言えるな、おまえに関係ないだろうといつも思う。……今気がついたけど橙書店で過ごす時にはそういうことは起こりえないので、いつもかなり助かっている。ちなみに昨日はキンクスの曲がかかっていた。

件の野球選手の結婚会見で日本人の記者が向けた質問なんかを見ていても思うけど、他人のプライベートな領域にずかずかと入り込もうとすることがひどく不躾な(もっと他の、強く非難するための言い方がありそうだが思い当たらない…)行為だということが日本中にあまねく知れ渡ってほしい。だいたい、そんなに他人の結婚に興味があるのなら、同性婚の法制化を求めて取り組まれている「結婚の自由をすべての人に訴訟」のことをもっと話題にしろよと思う。

そんな感じで今日のスタンディングはいつもと比べると少しハードだった。でもこれはあくまで私個人のことで、スタンディングの会場が殺伐としていたわけではない。概ねいつもと同じように和やかだったと思う。今日は天気も良かったし。

執筆はこれからプロットをやる。今週は区切りの良い所まで作業を進めたい。