執筆日記66

kenshiro
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今買いたい本があって

『苦海浄土』石牟礼道子

『失われた時を求めて』マルセル・プルースト

『フィフティ・ピープル』チョン・セラン

『地上で僕らはつかの間きらめく』オーシャン・ヴオン

この4つなのだけど、どれにしようかと迷っている。第一候補は『苦海浄土』で、買っていつでも読めるように手元に置いておきたい。でも今すぐ読みたいのは『フィフティ・ピープル』と『失われた時を求めて』の一巻(でもどの訳にするかでまた迷う)。『地上で—』もやはり気になる。どうしよう。今度書店に行った時に確かめてみるか。

今日は昼に叔母が訪ねてきた。正午に彼女の車で父を仕事先に送迎してもらう約束があった。叔母はうちに来るついでに近所のクッキー屋さんでお土産を買ってきてくれていた。生地に紅茶とリンゴを練り込んだクッキーで、洒落た香りがして、食感もサクサクほろほろしていて美味しかった。その後、家を出る時に「じゃあがんばってねー」と言われて一瞬執筆のことかと思ってドキッとしたが、もちろん家事のことだった。

その後、父が出払って静かになった居間で一人黙々と作業に取り組んだからか、ここ最近では一番集中してできた。とはいえまだプロットが完成したとはいえない。どうもここがなー、という点が幾つかある。三つか、四つ。

夕飯は春菊のチョレギサラダ、豚のこま切れ肉のカツ、白菜とベーコンとえのきとたまねぎのコンソメと牛乳仕立てのスープ、あとは新玉ねぎのピリ辛ポンづ漬けを作った。どれも美味しかった。父と姉は春菊が得意じゃないと聴いていたけれど、今日のチョレギサラダは美味しかったとのことだった。参考にしたレシピのリンクを貼っておく。私は白ネギは入れなかった。あとにんにくはチューブじゃなくて生のものをすりおろして使った。最後にふりかけるもみのりは、焼き海苔をコンロでかるくあぶってから細かくちぎった。

全部終わらせて「今日はめちゃくちゃてきぱき支度ができたぜ」と得意気になっていたら、炊飯器の予約が午前7時になっていることに気づいた。その時が午後6時半だった。いくぶん迷って早炊きボタンを押した。

手前に豚こまカツ。奥に春菊のチョレギサラダ。右上にミニトマト、その右に玉ねぎのピリ辛ポン酢漬け