今日は先日非公開にした日記を読み返してみたら案外うまく書けている気がしたので、今度こそ公開するために書き直しをはじめたところ、再びドツボにハマってしまい、結局非公開(というか未完成)のままとなった。
小説の執筆のほうはというと、作品のストーリーラインの抑揚はそのままにして、作中に起こる出来事のバイオレンス度をできる限り下げたいみたいなことを求めていて、これはたぶん出来上がった作品を読んだ人が「こんなの俺でも書けるわい」と馬鹿にしてしまうくらいぱっと見ヘボい作品になると思う(でも実はすごく調和が取れていて良い、みたいな)のだけど、考えているばかりでイメージを思い描けてさえいないので、妄想以下の状態だ。
これから情報量というかリアリティライン的なもの(作品の情報量や動かし度合みたいなもの)を減らしつつ、減った分はあるものを薄めて伸ばして、ここぞ、という良いところに持っていきたい……などと言いながら本当に考えてばっかりで物理的には何にもやっていない。メモを書くとか手を動かしながら進めたほうがよいのだろうけど、ぜんぜんやらない。
昨夜、YOUTUBEでTHE YELLOW MONKEYの2017年のライブを見た。とても楽しいライブだった。今のイエモンは90年代後半ごろのギラギラしたりヒリヒリした感じはなくなっているかもしれないけど、今は健全に陽気で華やかな感じの雰囲気があって、それでいて演奏がだるくなっていることもなくて、かっこよかった。といっても2017年のライブだったけど。ただ、LOVE LOVE SHOWの時にステージの前に長く伸びている大きな輪っかにお姉さん方を等間隔に並ばせる演出はどうかと思った。あれはハーレムをイメージしていて、吉井和哉の色男っぷりを演出したかったんだろうか? 正直パッとしなかったし、女性が物みたいに扱われている感じがしたので引いてしまった。好きな曲だっただけに残念。
今日の夕飯はブロッコリーとささみのクリームパスタを作った。夕飯の時間が早いので、もう何度も書いているけど夜が長く感じる。今日はこれから少し歩いて、帰宅して風呂に入ったら、本を読んで寝る。
今日から読み始めた本『キリスト教美術をたのしむ 旧約聖書篇』の冒頭に『はじめ人間ギャートルズ』のEDテーマ「やつらの足音のバラード」の話が出てきた。この歌の冒頭の歌詞が旧約聖書の天地創造の場面とすこし似ているとのことで、今日はじめてまともに聴いてみた。歌の中では無から何かが生まれる世界のはじまりから、地球(「星」とあるがたぶん地球のこと)に原始人たちが登場する気配がしてくるまでの一連の様子が描かれており(途中から旧約聖書の天地創造の内容とはズレていくが)、スケールの大きい世界観でありながら、どこか飄々とした様子があって、耳に残る歌だった。