執筆日記53

kenshiro
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次の閏年の2月29日に自分宛てにメッセージを送れるサイトがあるとのことでやってみたのだが、文を書いていくうちに色んな思いが去来して胸がいっぱいになってしまった。それでわりと重めの内容を綴った文章を送った。4年後に2024年ってマジで色々ヤバかったよなと笑いながらメールを読める未来がやってきてほしいものだ(中島みゆきみたいだ)。

今日は夕飯に鮭とほうれん草と玉ねぎとえのきだけのシチューを作った。あらかじめほうれん草は別に茹でて、鮭もフライパンで炒めて皮と骨を外しておいて、最後にシチュー鍋に入れるという作り方だった。意外と手間がかかった。鮭をバターで炒める時に白ワインをふって臭みを消す工程があるのだけど、白ワインがなかったので料理酒で代用したところ、臭みというよりはシチューに合わない香りがついてしまったようで、そこが惜しかった。でも概ね美味しかった。今日はお米は炊かずに焼いたバゲットを出した。

朝からずっと寒くて雨が降ったり止んだりしていた。今もまだ続いている。今日は外に歩きに行かない。本を読んだら寝よう……と思ったが、今日はドラマつくたべの最終回だ。

そう、一昨日くらいからまたテレビのレコーダーの接続が悪くなっていて、録画しているドラマ版つくたべが視聴できない。そもそも録画できていないかもしれない。たしか今日で最終回のはずだ。リアルタイムで視聴するしかないか。それにしても、佐山さんのキャラクターはすごく良いなと思う。存在感があるのでまさかドラマ版のオリジナルキャラクターだとは思わなかった。てっきり原作にも出てきているものだとばっかり。「なんかムカつきますね。なんで日本は同性婚ができないんですかね。腹立ってきた」みたいなセリフがよかった。それ以外にも、例えが古くて伝わりにくいだろうけど、佐山さんが野本さんと会社で話している時の台詞回しが小津映画に出ている時の中村伸郎みたいな心地良さで「うわーすげー」と感服した。ずっと見ていたくなる。

ふと思いついたけど、主人公の良き理解者みたいな立ち位置でいうと佐山さんのキャラクターは『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』に出てきたトン・グラミにも雰囲気が似ているなと思う。グラミも最高だった。思い返していたらグラミのキンパが食べたくなってきた(目玉焼きとキムチをおにぎらずみいにごはんと海苔で挟むやつ)。今ちょうど家にキムチがあるので明日作って食べよう。

レシピ動画があった。でもこれ前にも気になったんだけど、キムチがご飯の外側にくるより中にあったほうがよくないか。ごはんで目玉焼きとキムチ炒めを挟むようにして。