執筆日記23

kenshiro
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今日は一日中寝ていた。ようやく体が動くようになったのが18時過ぎに夕飯を作り出した頃からだった。その後夕飯を済ませて19時半頃になってようやく目が覚めた気がする。昨日の午後からスタンディングに行って、帰りに古本屋に寄り道したり、帰ってからももう一度歩いて出かけたりして、ずっと歩いていたから、その疲れが出たのかもしれない。昨日寝る前にはそこまで疲れた感じはしていなかったけれど、たぶん歳を取ったからあとになって疲れが出てきたってことなのだろう。翌日に疲れが出ることを踏まえて行動していかなくては。

そして今朝は嫌な夢を見た。あまりの辛さに目を覚ましたところ、目の前に猫の顔があって、気遣わしげにこちらの様子を窺っていた。何回もニャーと声をかけてくるので異常ないかどうか心配しているのかもしれないと思って「大丈夫だ」と答えると(潜水競技の判定みたいだ)「本当か?」みたいな顔をした(気がした)ので「大丈夫だ」ともう一度答えると「そうか」みたいな感じの表情を浮かべてもそもそとコタツに入っていった。私は起き上がって猫の朝ごはんを用意すると二度寝をして、またひどい夢を見た。

昨日はスタンディングの帰りに中心街のやや外れにある古本屋へ立ち寄った。タケシマ文庫というお店で、昨日はじめて訪れた。とても良い雰囲気だった。私は昔から模型店とかレンタルショップとか本屋の棚に並んだ作品や商品名のタイトルをくまなく見ていくのが好きなので、いつまでもいられると思った。井上ひさしの『吉里吉里人』の単行本(二段組みで約830頁あって分厚い)と岩波少年文庫の『聊斎志異』とジェイムズ・ジョイスの『ダブリナーズ』(柳瀬尚紀訳、新潮文庫)を買った。先日図書館で借りた本がたくさんあるのに、早速この三冊のほうに興味が移ってしまっている。

今日は執筆に関することは何にもしていない。今週中に梗概を書きたい。そして明日はカツ丼を作る。今年最初のカツ丼。楽しみ。