執筆日記12

kenshiro
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今日は一枚も書いていない。煮詰まって「脚本の書き方」的な本*を手に取って開いたところ、二幕でやること(登場人物が乗り越えるできごと)として以下のような点が挙げられていた。

〈物理的な障害〉

・誰かを追いかけたり

・誰かに追いかけられたり

・敵に捕まったり

・けがをしたり

・自然災害を生き延びたり

〈精神的な障害〉

・失敗するという不安

・深入りを恐れる気持ち

これから書こうとしていることがこのうちの幾つかに当てはまるので、今やろうとしていることも間違っているわけではなかったんだなと気づいた。ついでに上記の要素を踏まえて、予定になかったことを書き足すこともできそう。よかったーと安堵したが、しかしこれは過去に読んだ本の内容を忘れていたってことでもある……。でもやっぱり全体の構成を一から考え直したほうがいいような気がする。上手く行く時は一本の軸を元にして各シーンが縦に積み重なっていくような感覚があるけど、今はそうじゃなくて、軸を掴もうとして横へ横へ滑っていっているような感じ。

今朝は1℃とかで寒かったけれど、日中は天気が良くて暖房なしでも暖かく過ごせた。夕飯(炊き込みごはん、もやしと卵の炒め物、サラダ、ベーコンと青梗菜のあご出汁スープ)のあとに冷蔵庫の整理をすることを口実に牛キムチ炒飯を作って食べた。もう夜の10時過ぎだけど、これから少しだけ歩きに行く。

*『素晴らしい映画を書くためにあなたに必要なワークブック シド・フィールドの脚本術2』シド・フィールド 著/安藤紘平+加藤正人+小林美也子 監修/菊池淳子 訳/フィルムアート社