ジミヘンが演奏しているSunshine of Your Loveのとあるギターソロのフレーズが凄く好きでたまに聴く。この動画だと1:04~1:13のあたり。
荒野に広がる青空みたいな感じがするところがいい。これと同じ理由でミッシェルのGT400のソロも好き。前半のソロもいいけど後半がより青空感(?)がある。ムック本によるとアベフトシはウィルコ・ジョンソンやミック・グリーンの他に、ジミヘンやドアーズのロビー・クリーガーにも影響を受けたそう。アベのギターソロのフレーズは後ろの二人を彷彿とさせるものがあるなと感じる。
あとこれは青空っぽくはないけどボウイのStarmanのミック・ロンソンのギターソロも好き。これは音が好み。
おもちゃのラッパみたいな独特の音が自分の耳のツボにばっちり当たる。音数が多くないけれど印象に残るフレーズであるというのも好きな理由だと思う。このソロについては、映画『ビサイド・ボウイ ミック・ロンソンの軌跡』で本人が音の作り方を説明して実演するシーンがあったのだけど(ワウペダルを半分踏みっぱなしで弾くとか)私はエレキギターに詳しくないのでよくわからなかった。書いていたらちょっと弾いてみたくなったので、明日アコギで練習してみよう。そういえばこのソロは弾いたことがなかった。
これらの曲はツボ押しというか、エネルギー補給のような感じで折に触れて聴いている。
以上、書くことが何も思い浮かばなかったので、好きなことについて書いた。
執筆は今日もプロットをやった。ツイッターで「書きあぐねた時は誰にも見せない自分だけの官能小説を書いてみるとよい」という投稿を見かけて、これはわかるような気がすると思い早速やってみたところ、すらすら書けて、7話分のプロットができた(そしてきちんと話は完結した)。筆が乗っている時の感覚を味わうことができたのと、あとは毎回話のどこかで一回は見どころとか引きを作ったほうがいいとか、効率の良い情報の出し方などを確認できた。その後それを踏まえて自作のプロットに戻ってみたが、こちらはあまり捗らなかった。明日またやってみる。
『虎に翼』毎日楽しみに見ている。今日は皆で毒饅頭を作っている時の寅子とよねの「はて?」「こっち見んな」という小さいやりとりがよかった。その前のカフェのシーンもよかった。よねの話が終わった後、あの場の膠着状態をどうにかしたいという寅子の葛藤を、まず飄々としたナレーションで温かく表現して、次に寅子が生理の話題に興味を示したところで物語内の緊張が少し緩まりつつも、傍らでたじろぐカフェの店長に梅子が「お気になさらず」と繰り返し声をかける。無理のないユーモアで緊張を緩和させているこの一連の流れがすごくよかった。細かいところまで配慮が行き届いているところに感心した。毎日とても楽しみにしているので、今日の昼に見た時は「明日で今週の分はもう終わりなのか」ともどかしい気持ちになった。以前、朝ドラは土曜日にも新しいエピソード放送していたので、未だにその時の感覚で見てしまっている。以前っていつのことだろう。20年くらい前の話かも。最後に見たのは2003年の『こころ』だったので……やっぱり20年だった。おお(遠い目)。