執筆日記106

kenshiro
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今日の執筆。筋の通ったプロットができたので、次はこれをもとに1200字程度のあらすじ(梗概か?)を書く。


ツイッターで流れてきた98年の法医学ミステリードラマ『きらきらひかる』が気になってどうしても見たくなって、youtubeで動画を見てみたらすごく良さそうだったので、いてもたってもいられなくなり、ツタヤへ急ぎ、DVDをレンタルしてきた。勢いで全巻一気に借りようとしたのだけど、1話見てしんどかったら面倒だなと思い、ひとまず2巻(4話分)だけ借りてきた。そしてさっき1話を見終わった。面白かった。

1話あらすじは、関東監察医務院に勤めることになった新人監察医天野ひかるが、職場の先輩たちと協力しながら、山奥で発見された死体の謎を解いてゆくという内容だった。1話は女性検視官と刑事4人のレストランでの会話のシーンからはじまる。会話の内容はどうして新人の天野がこの仕事を志したのか。これがあまりにも唐突な始まり方だったので、はじめはこちらが再生をミスったのかと思ったほどだった。この冒頭のシーンから回想に入って、その中で数ヶ月の時間が経過して、それからメインのできごとである事件を解決して、エピローグで再び冒頭の会話の続きに戻ってくるという構成だった。

先輩監察医役の鈴木京香と刑事役の松雪泰子がカッコいい。クールな監察医と血気盛んな刑事で、犬猿の仲でありつつも、事件解決のためなら渋々協力するみたいな間柄で、死体発見現場を再検証するために二人でパトカーを飛ばして、そのあげく山道でぬかるみにハマって往生して、その拍子に事件解決に繋がるヒントを見つけたりする。この二人の関係性と雰囲気が去年見た『デッドロック 〜女刑事の事件簿〜』の主役の二人と似ているような気がした。このドラマもかなり面白かった。


『虎に翼』も見ている。今日の回は、梅子さんが夫を前にしてすべての感情を押し殺したような表情を浮かべたところが印象的で、見ているこちらも寂莫たる気持ちになった。平岩紙さんの演技が凄い。フォロワーさんが梅子さんのこの「スン」の状態を「自我の消失」と表現していて成程!と思った。

ところで、私の家族が『虎に翼』のことを「今日の虎ちゃん」と呼んでおり(まだタイトルを憶えられないらしい)、その度に私の頭の中には生まれも育ちも葛飾柴又あの人の顔が思い浮かんでいる。