今日は午後から熊本市中心街びぷれす広場前で開催された「パレスチナ人ジェノサイドに反対するスタンディングデモ」に参加してきました。私は先週に続いて2回目の参加でした。今回は天気予報が雨だし、帰りが大変そうなので参加を見送ろうかという気持ちも正直あったけれど、なんとなく前回よりも人数が減るんじゃないかと思い、そう考えると参加せずにはいられない気持ちになり参加した。案の定人数は前回よりも減っていて、前回は30人前後いたのだけど、今回は20人弱(15人いなかったかも)だった。しかし、前回は私以外に一人もいなかった若年層の男性参加者が今回は数名いて、そこに希望を感じた(ただやっぱり10~20代前半だったと思う。30代の男性はいなかった。忙しいのかもしれない。これから参加できそうな人がいれば、ぜひ参加してみてほしい)。それに今日はスタンディングを見かけて少しでも力になれたらと飛び入り参加する人もいた。他にも子連れの方で、立ち止まってスピーチに耳を傾けたり、主催者からの説明を聴いたりする人もいた。しかしながら、私の見る限りではフライヤーを受け取ってくれる人はすごく少ない。私はといえば、アーケード前の交差点の前に立って、とにかく人通りのあるほうに向かってプラカードを向けていた。そう、今日はちょうどスタンディングのはじまる時間から雨が降ると予報が出ていたので、ばっちり雨対策をしていったのだけれど、結局雨は降らなかった。晴れたのはよかったが、わりとしっかり着込んでいったので、帰り道で汗だくになった。帰りは徒歩だったので、ついでにプラカードを手にしたまま歩いて帰った。
執筆は今日は1枚も書いていない。ところで、昨夜遅くツイッターで未読の自作の感想を見つけた。昨年書かれたもので、この感想に私は全然気がついていなかった。とても嬉しいことが書いてあった。そして読んだ時に発見があって、それがきっかけで何か最近詰まっていたところが突破できそうな感じがしている。なんというか、今私は自分ではゆるめのものを書いているつもりだったけれど、どうやら今の感じでもまだ過剰らしいと気づいた。これくらいならいけるでしょうと自分では思っていたけど、それがどうも自分で思っていたよりも自分が書ける範囲はずっと狭いらしい。ここまで書いても大丈夫だと思っていたけど、実際は今のこれだと書きすぎなんだと思った。
考えても見れば、私は黒澤明の『用心棒』や『風の谷のナウシカ』みたいな作品に憧れがあって、ああいうものが書きたいと思ってはいるけれども、その一方で腹の底からしっくりくるのは小津安二郎やカウリスマキの映画、ジェイン・オースティンやカーソン・マッカラーズの小説だったりするので、やっぱりどう考えてもそんな人間に派手な作品が書けるわけないと思う。少なくとも今の段階では。というわけで、これからはある種のリアリティラインをぐっと下げて(話のスケールを小さくする)、現在の自分の守備範囲を確かめつつ、今書いている作品の構成を練り直してゆく。