今日はわりと頑張った。たぶん400字詰め原稿用紙換算で6枚(昨日と今日で)は書けたと思う。手書きで書いたので明日はこれをタイプする。
さっきツイッターで「偏愛小説50選」という投稿が流行ってきているのを見かけたので私もやってみた。ここに貼り付けて、今日の日記の代わりとする。夕飯の後に炭酸水を買いに行ったこと以外に書くことがないから。
<偏愛小説50選>
1.限りなく透明に近いブルー/村上龍
2.羊をめぐる冒険/村上春樹
3.太陽の塔/森見登美彦
4.シンドローム/佐藤哲也
5.後宮小説/酒見賢一
6.バルタザールの遍歴/佐藤亜紀
7.戦場のコックたち/深緑野分
8.細雪/谷崎潤一郎
9.海辺のカフカ/村上春樹
10.芽むしり仔撃ち/大江健三郎
11.夜の樹/トルーマン・カポーティ
12.心は孤独な狩人/カーソン・マッカラーズ
13.木、岩、雲/同上
14.ゲド戦記/アーシュラ・K・ル=グウィン
15.カラマーゾフの兄弟/フョードル・ドストエフスキー21:49 2024/06/19←猫がタイプしていった(本当に)
16.シルトの岸辺/ジュリアン・グラック
17.分別と多感/ジェイン・オースティン
18.戦う操縦士/サン=テグジュペリ
19.百年の孤独/ガルシア・マルケス
20.大いなる遺産/チャールズ・ディケンズ
21.西遊記/呉 承恩
22.スチール・ビーチ/ジョン・ヴァーリィ
23.ニューロマンサー/ウィリアム・ギブスン
24.ディファレンス・エンジン/ウィリアム・ギブスン&ブルース・スターリング
25.競売ナンバー49の叫び/トマス・ピンチョン
26.それゆけ、ジーヴス/P・G・ウッドハウス
27.ムーミン谷の冬/トーベ・ヤンソン
28.城/フランツ・カフカ
29.チョコレート工場の秘密/ロアルド・ダール
30.パルプ/チャールズ・ブコウスキー
31.十本目の生娘(『完璧じゃない、あたしたち』)/王谷晶
32.恋文の技術/森見登美彦
33.パターン・レコグニション/ウィリアム・ギブスン
34.木のぼり男爵/イタロ・カルヴィーノ
35.ラウィーニア/アーシュラ・K・ル=グウィン
36.カトリと眠れる石の街/東曜太郎
37.悲しき酒場の唄/カーソン・マッカラーズ
38.アンドロイドは電気羊の夢を見るか?/フィリップ・K・ディック
39.灯台へ/ヴァージニア・ウルフ
40.夜間飛行/サン=テグジュペリ
41.庭/ポール・ボウルズ
42.不幸な星の下の娘(『みどりの小鳥』)/イタロ・カルヴィーノ
43.2666/ロベルト・ボラーニョ
44.黄金列車/佐藤亜紀
45.見えない都市/イタロ・カルヴィーノ
46.黄金仮面/江戸川乱歩
47.マダム・ジレンスキーとフィンランドの王様(『マッカラーズ短篇集』)/カーソン・マッカラーズ
48.グレート・ギャツビー/F・スコット・フィッツジェラルド
49.白鯨/ハーマン・メルヴィル
50.ホーニヒベルガー博士の秘密/ミルチャ・エリアーデ
以上。最初はベーオウルフを入れていたけど、小説ではないので叙事詩(ファウスト、神曲など)は省いた。メルヴィルはビリー・バッドと代書人バートルビーも好き。あとハックルベリー・フィンの冒険とかも入れたかった。あとになって「あれ入れておけばよかった」と思うものが出てくるんだろう。とりあえず今の時点では以上のような感じ。一応、各作品どこが好きか言える。ぱっと振り返ってみて思うのは、群像劇が得意じゃないんだなということと、その反面、一人の人間が何かを探求する話が好きなんだろうということ。でも『心は孤独な狩人』や『カラマーゾフの兄弟』『細雪』は群像劇なので、群像劇であっても文体のリズムとかユーモアとか宇宙的感覚とか、どこかに引っかかるところがあれば読めるんだろう。