梅雨の日記1

kenshiro
·
公開:2024/6/19

今日はわりと頑張った。たぶん400字詰め原稿用紙換算で6枚(昨日と今日で)は書けたと思う。手書きで書いたので明日はこれをタイプする。

さっきツイッターで「偏愛小説50選」という投稿が流行ってきているのを見かけたので私もやってみた。ここに貼り付けて、今日の日記の代わりとする。夕飯の後に炭酸水を買いに行ったこと以外に書くことがないから。

<偏愛小説50選>

1.限りなく透明に近いブルー/村上龍

2.羊をめぐる冒険/村上春樹

3.太陽の塔/森見登美彦

4.シンドローム/佐藤哲也

5.後宮小説/酒見賢一

6.バルタザールの遍歴/佐藤亜紀

7.戦場のコックたち/深緑野分

8.細雪/谷崎潤一郎

9.海辺のカフカ/村上春樹

10.芽むしり仔撃ち/大江健三郎

11.夜の樹/トルーマン・カポーティ

12.心は孤独な狩人/カーソン・マッカラーズ

13.木、岩、雲/同上

14.ゲド戦記/アーシュラ・K・ル=グウィン

15.カラマーゾフの兄弟/フョードル・ドストエフスキー21:49 2024/06/19←猫がタイプしていった(本当に)

16.シルトの岸辺/ジュリアン・グラック

17.分別と多感/ジェイン・オースティン

18.戦う操縦士/サン=テグジュペリ

19.百年の孤独/ガルシア・マルケス

20.大いなる遺産/チャールズ・ディケンズ

21.西遊記/呉 承恩

22.スチール・ビーチ/ジョン・ヴァーリィ

23.ニューロマンサー/ウィリアム・ギブスン

24.ディファレンス・エンジン/ウィリアム・ギブスン&ブルース・スターリング

25.競売ナンバー49の叫び/トマス・ピンチョン

26.それゆけ、ジーヴス/P・G・ウッドハウス

27.ムーミン谷の冬/トーベ・ヤンソン

28.城/フランツ・カフカ

29.チョコレート工場の秘密/ロアルド・ダール

30.パルプ/チャールズ・ブコウスキー

31.十本目の生娘(『完璧じゃない、あたしたち』)/王谷晶

32.恋文の技術/森見登美彦

33.パターン・レコグニション/ウィリアム・ギブスン

34.木のぼり男爵/イタロ・カルヴィーノ

35.ラウィーニア/アーシュラ・K・ル=グウィン

36.カトリと眠れる石の街/東曜太郎

37.悲しき酒場の唄/カーソン・マッカラーズ

38.アンドロイドは電気羊の夢を見るか?/フィリップ・K・ディック

39.灯台へ/ヴァージニア・ウルフ

40.夜間飛行/サン=テグジュペリ

41.庭/ポール・ボウルズ

42.不幸な星の下の娘(『みどりの小鳥』)/イタロ・カルヴィーノ

43.2666/ロベルト・ボラーニョ

44.黄金列車/佐藤亜紀

45.見えない都市/イタロ・カルヴィーノ

46.黄金仮面/江戸川乱歩

47.マダム・ジレンスキーとフィンランドの王様(『マッカラーズ短篇集』)/カーソン・マッカラーズ

48.グレート・ギャツビー/F・スコット・フィッツジェラルド

49.白鯨/ハーマン・メルヴィル

50.ホーニヒベルガー博士の秘密/ミルチャ・エリアーデ

以上。最初はベーオウルフを入れていたけど、小説ではないので叙事詩(ファウスト、神曲など)は省いた。メルヴィルはビリー・バッドと代書人バートルビーも好き。あとハックルベリー・フィンの冒険とかも入れたかった。あとになって「あれ入れておけばよかった」と思うものが出てくるんだろう。とりあえず今の時点では以上のような感じ。一応、各作品どこが好きか言える。ぱっと振り返ってみて思うのは、群像劇が得意じゃないんだなということと、その反面、一人の人間が何かを探求する話が好きなんだろうということ。でも『心は孤独な狩人』や『カラマーゾフの兄弟』『細雪』は群像劇なので、群像劇であっても文体のリズムとかユーモアとか宇宙的感覚とか、どこかに引っかかるところがあれば読めるんだろう。