執筆日記37

kenshiro
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何日かぶりに外を歩いてきた。2キロだけどやっぱり体を動かすと気分がいい。外はやや寒かったが、悲しいことに家の中のほうが寒い。

昨日は今くらいの時間に怒り心頭してその勢いで文章を書いていた。結局すっきりも何もしなくて、朝になってやめておけばよかったと後悔した。今日の昼にその日記を書き直した。

午後に電子図書館で『ブルートレインほくとせい』(文、関根 栄一 絵、横溝 英一 小峰書店)という寝台列車の絵本を読んだ。東京で暮らす少年が兄と母親と従兄と一緒に北海道に単身赴任している父を尋ねて、東京上野駅から寝台列車ブルートレイン北斗星に乗って北海道札幌駅に向かうまでの様子を描いた作品。面白かった。特別な夜のワクワク感と翌朝の静けさが良くて、寝台列車に乗ってどっかに行ってみたくなった。作中に主人公のいとこで鉄道マニアのたくちゃん(中一)という人物が出てくる。一緒に列車に乗り込んでその後途中で主人公たちと別れて一人で鉄道の旅に向かう。主人公いわく彼の母親よりもしっかりした人物。わかる。こういう人いる。私の親戚にもたくちゃんのような人がいて、子供のころは憧れの存在だった。

それから今日は橙書店から注文していた本が届いたとの知らせがきたので、明日スタンディングの帰りに寄って受け取りに行く。ついでにお店でコーヒーを飲みながら本を読みたい。以前にも書いたけど、中心街に落ち着くことのできる居場所ができたことがとても嬉しい。些細なことのようだが、自分にとってはかなり大きなことだ。今週は金曜日にミッシェル・ガン・エレファントの映画を見に行く予定なので、その日も書店で開場まで時間を潰すことになると思う。

二月に入ってからツイッターを利用する機会が減った。流れてくる情報の量と速さについていけないというか、受け止めきれなくなった。あと先日うっかりタスクバーから青い鳥のアイコンを消してしまって、もう一度ピン留めしようとしたら、今度は黒字に白抜きのXのやつが出てきたので、もうピン留めはしないことにした。今はブルースカイやここのプロフィールに貼ったリンクから覗きに行くようにしている。あとXを開くと広告の多さに辟易する。そういうわけでこれからSNSは主にブルースカイを使うことになると思う。最近ようやくフィードの使い方もわかってきた。

今、猫が私の頭を飛びこえて天袋に入っていき、ややあって手元に腹毛が舞い落ちてきた。

執筆のことを忘れていた。ぜんぜん捗ってない。