執筆日記19

kenshiro
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今日は朝からずっと雪が降っていた。私は見られなかったけど、早朝は積もっていたらしい。日中でも粒の大きい雪が降っていた。熊本はあまり雪が降らないので、今日みたいな日はとても珍しい。

昼から図書館へ行き、そのついでに買い物をして、帰宅してからは本を読んで過ごした。詳細は省くけど、大学四年生の頃にちらっと出された問いみたいなものがあって、その後折に触れて「あれは一体なんだったのだろう?」とそのことを思い返していた。で、今日読んだ本にその答えと思しきことが書いてあって、なるほどあれはこういうことだったのかーと膝を打った。その問いというのは、一見共通点のない、作られた時代も異なる二つの絵画作品を並べて、さあこの二つをどう思いますかというもので、当時の私はなにもわからず適当なこと(かなり不躾なことを言ってしまった覚えがある)を答えたのだけど、それはさておき今日はわかったのは、その作品AとBは作られた時代が異なっていながら実はほぼ同じ方法で描かれているということだった(ざっくり説明すると、後にやってくるAという新しい表現のスタイルを、実はBがずいぶん昔にやっていた、といった感じ)。このことがわかった時にかなり気分が良くなった。でもなんであの問いを出した時に答えを教えてくれなかったんだと今にして思った。(あの時は出題者が各自の答えを聴き終えたあとに「ふーんそうですか。では……」と、さっと次の話題に移ったような気がする)。ちなみにこれまでにもその問いが気になって、それぞれの作品について調べたことがあったけど、調べが甘くて同じ方法で書かれていることまでは突き止められていなかった。まぁ解決できたからよかった。これで答えが違っていたら悲しい。

図書館で2週間で読めるとは思えないほどの量の本を借りてきてしまった。2週間後に延長して4週間で読んでしまいたい。執筆のほうはというと一枚も書いていない。昨日書きたいことのポイントを確認したので、次はそれに沿って1800字くらいで作品の梗概(プロット)を書いてゆく。あと今日は日中に出かけたので歩かない。風呂に入ったらプロットを書けるだけ書いて、できれば早く寝る。