自分は割と誰かに「戦犯」を背負わせて溜飲を下げることはしたくないけど、ノイジーの併殺打で試合の勝敗の流れは分からなくなったし、ひたすらに変化球待ちに固執して見逃し三振を食らってたのもカープバッテリーに全てを読まれていて、別の選手に変えてくれと言いたくなる他のファンの気持ちはすごいわかる。
「今日は大瀬良を絶対に勝たせる。」と菊池と會澤には気合を感じたし、序盤は不安定だったけど阪神打線が捉えられず徐々にチーム全体にも絶対に勝たせるというムードは感じ取れたし、通算1000奪三振を記録したあと、新井監督の打席に立たせた采配もその意志を感じた。
大竹をリードする坂本にも絶対に点を取られまいと、しつこくインコースを要求するリードなどディフェンス面で何とか攻撃にリズムをと意図したものだった。
昨年を通して今日が1番悔しい試合だった。悔しすぎて皿洗いに炊事場に立てなく、後片付けが終わった後もPCの前で項垂れるだけだった。打てないとかミスがとかそういう問題では無くて、試合の流れを相手に渡し、引き戻すことなくストーリーを作らせるキッカケを作り、守備で作ったリズムを簡単に手放す野手を見ていて悔しかった。ただ投手陣の足を引っ張っただけの試合。こんなんばっかやってたら大型連敗するで。