2024年2月28日

kentaro
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前職の同僚に誘われて、飲みに出かけた。なんかやっていっているようで、なによりである。彼の現在の仕事とか、子育てのこととか、おもしろ技術のこととか、あれこれを話した。日本酒をたくさん飲んで、酔っぱらった。

当時は毎週そこそこの規模の機能をリリースしていて、いまだと難しいだろうなあと思えることをしていた気がする。もちろん、時代が違うので単純に比較はできないが、しかし、そんぐらいのスピードで何でもやりたいと思う。

最近思ったのだが、この頃は「エンジニアリング」に対して、自分がやる対象としては相対的に興味が薄い。エンジニアリングってのは、長期的な価値を最大化する技術的営みのことをいうのだが、そういうことよりは、新しいことをやりたい。

軽視しているのではもちろんなくて、機会費用的な意味で、自分がやるよりうまくできる人がたくさんいるということだし、逆にいうと、自分のほうが相対的にできることがあるだろうということでもある。なんにせよ、得意なことをやるのがいい。

新しいことをやるにも強度があって、ちょっとやるぐらいのことは、単に堪え性がないぐらいの話であって、強みにはならない。めちゃくちゃに量をこなせるかどうかが重要で、そこまでいければなにかしら突き抜けるところがあるだろうと思う。

まあでもそういうのは何でも同じで、たまたま出会った何かを、たまたま性を看過して自分の強みだと思ったところでしかたがなくて、たまたまに出会うプロセスというのがだいじだと思う。また、たまたまを広げることも必要だ。