理解と把握の使い分け

kentarom
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最近、自分が担当する案件が増えたときに思ったこと。忙しくなると、理解していることが減っていき、把握していることが増える。

限られた時間内で、物事を処理しようとすると、重要なものに対して、理解する時間を使い、そうでないものについては把握に留めておくしかない。

把握するものについては、必要なタイミングで理解するために必要な情報を揃えておく。

  • ステータス (今の状況: TODO / 進行中 / 完了)

  • ゴール

    • 最終的にどうなっていればよいのか

  • 担当者

    • なにか疑問があれば、このひとに聞けばわかる

  • 資料

    • これを読めばすべてがわかる

自分が主導して進めないといけないものは重要なものとして理解に努めて、それ以外は把握に留めておくことが多い。

ただし、把握にとどまっている物事について、チームメンバーから相談を受けた場合は理解から始めるので、応答が遅くなってしまう。応答ができない状態までいくと、物事が自分でコントロールできておらず、他人に丸投げする形になっているおり、危険なシグナルなのでこうならないように気をつけたい。

理解と把握の使い分けと書いたが、実際自分は使い分けられていない。毎日入ってくる情報を処理すること一杯になっている。本当は理解を増やしたいのだが、時間が足りない。