以下、人を選ぶ内容です。
TRPGでも舞台の作品でもフィクションだから表現できるってところが好きで、魔法だって使えるし空も飛べる。見たいし体験してみたい。
一方で不慮の事故で盲目になったり、犯罪を犯したり、大切な誰かを忘れたりする。私はそれも同じように見たいし体験してみたい。もちろんフィクションだから。
「人を選ぶ内容です。」
これは今いろんなシナリオの枕詞でついてるけど、私にとっては王子様と幸せなキスをしてエンドも勇者が魔王を倒してハッピーエンドになるのも人を選ぶと思ってて、どうにも違和感がある。
こないだ観た舞台は末期がんの父親を持つ家族の終末医療の話で、息子が母親の首を絞めて殺して、TRPGシナリオなら間違いなく地雷チェックが入るだろうななんて思いながら観てて、もちろんそんなことは客席に座って観るまでわからない訳で。
私はその予想できないフィクション体験を楽しんでるから、あんまりなんでもかんでも内容を事前に教えてくれるなと思うことはある。
まぁもちろん自分自身がRPという形で言葉や行動に起こさなきゃいけないしそれを打ち合わせなしに他者にぶつけることになるから話が違うというのはもちろん分かった上で。
人を選ぶ内容、よりも人を選ぶ人の方がよっぽど多いんだよなぁ。私です。
だから味噌汁の具が何かより、ぬるいかぬるくないかの方が大事みたいな……この例えは違う気もする。
いつも思考はこうやってぐにゃぐにゃ線を伸ばして繋がらない。塗りつぶしツール使ったら画面が一気に黒くなるやつ。
線の切れ目を探して書き足して〆。