20240211

kicho_0x0
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昨日がっつり映画と舞台を見たので、今日はぼやっとすごしている。どれも面白かった。面白さの方向性が全部違ったけど、どれも足を運んでよかったと思えるものだった。物語が面白い、というのは良い事だ。なにか、報われた気持ちになる。

私は、映画や舞台を見る時はできるだけ忘我の状態になりたい。私と物語、だけになりたいし、なんなら私もいらない。物語だけでいい。(なので、見ている間に隣でごそごそ身動きする人が一番嫌だ。割といるし、席ガチャに負けるとそういう人にあたる)

それは非日常だ。日常の中で、忘我の状態でなにかに没頭するということはそうそうない。家で一人でいたとしても、あれをしなきゃ、これをしなきゃ、猫にちょっかいを出されたり、出したり、スマホをいじったり、集中はなかなか続かない。映画や舞台は箱の中に閉じ込められて、さあこれを見なさい、というお膳立てをしてくれる。それをする、ことしかない空間、物語と私しかない空間になる。それが心地よくて、足を運びたくなるのだろうなと思う。没頭したいのだ。それは夢や異世界を旅することに似ている。

舞台はなんだかんだ足を運ぶのだけど、映画は気がつくと半年行ってないみたいな事になりがちなので、今年は月一度は映画館に行く、ということをしたい。ちょっと気になったら見に行く、をすればいい。舞台を見る1/5くらいの値段で見られるのだし。次は何見ようかな。

@kicho_0x0
散文です。