オフィス改造計画01 - マウス編 -

めんたいこ
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ここ数年ありがたい話大変忙しくさせていただいている。そのおかげもあってか確実に、そして順調に身体が蝕まれていき、とうとう肩こりからくる上腕神経痛、腱鞘炎が発症してしまった。痛みやだるさ、しびれがありなかなかしんどい。

そこで抜本的に業務環境の改善を行おうというのが今回の連載となる。ご興味がある方はご参考にされたい。都内在住でいつでも実機を試す環境がある人は良いが、地方住まいでは実際に商品を買ってトライするしかない。少しでも皆様の知見に慣れば幸い。

俺がエビデンスだ。

SteelSeries Rival 3 Wirelessとの別れ

3Dアーティストとマウスは切っては切れない関係で、特にビューポート操作と直結するため各人大きなこだわりが生まれるインターフェイスであろうと思う。ご多分に漏れず僕もその口で、下記ポイントをおさえながら長年の旅を経て出会った相棒がRival 3 Wirelessだった。

  • 手が小さい人向け

  • かぶせ持ちに適している

  • 中ボタンのホイール操作とクリック感が良好なこと

  • 電池を入れた状態で軽量なこと

特にHoudinistは中ボタンホールドを多用するため、クリック感と押し込み時の反発力、そして人差し指からの距離などにはこだわって選定していた。

個人的にこれ以上のものはないという結論に達し、現在も未開封の在庫を複数手元に保持しているほどだ。

しかし今回右腕にダメージを負った関係で、特に「手の向き」を再考しトライを始めることとした。

Logicool LIFT

プロダクトとしては悪くなかったのだが可動域のある普通のマウスがリストレストとの相性が悪く一週間ほど使用して断念。

また進む・戻るボタンの位置が少々高く、親指を意識的に伸ばさないと届かないところが僕には合わなかった。残念。

SANWA SUPPLY 有線トラックボール MA-TB128BK

角度調節はないがなじみがよかったのがこの製品。有線接続も動作安定の一助になっていそうだ。価格の安さも魅力のひとつだろう。

しかしボタン数が少々心もとないのでペンディングしている。MX ERGOがNot For Meだったら購入して試してみようと思う。

Logicool MX ERGO MXTB1dで一旦フィニッシュ

初めてのトラックボールということで、仙台ヨドバシカメラで実機確認をしたうえで購入。

決め手は親指トラックボールと本体の傾斜角度変更、中ボタンの精度だ。まだ使い始めたばかりなので違和感はあるがこれで実務を進めてみようと思う。

ちなみに僕は20°の傾斜で設置している。

[ 追記 ]

後述の角度調整用スタンドを使って現在は30度の角度で使用している。

FITTIO

リストレストはこちらを使用している。現状トラックボールマウスと併用しているため小さめでよいという判断だ。

交換用ボール

光沢仕上げの方を試してるけど滑りが良い。デザイン的にも赤がワンポイントになっていいかもしれないな。

角度調整用スタンド

個人の制作者の方が3Dプリンタで制作されているサードパーティ製のガジェットだが、非常に良かった。僕はエルゴレストを併用していることもあり、マウスの高さが少し上がるのも◎

3Dプリンタ特有の積層は気になるけれど、装着してしまえばほぼ見えないのでOK。これは常用しそうだ。

参考リンク

まとめ

個人的にオフィス環境整備は時間と予算をかけて取り組むが、これだというものが見つかればできれば永続的に使用したいと思っている。

環境構築はあくまで手段。早くこの旅を終わらせたいものだ。

@kickbase
Freelance / GameDeveloper / TechnicalArtist / Houdini / UnrealEngine / in Iwate