テーブルフォトが好きだ。
食事を食べに行くと写真を撮り、主にX(旧Twitter)とFacebook、BlueSkyにアップしている。フォトログという意味合いもあるし、日々の激務のご褒美という意味合いもある。
今日の記事では僕がテーブルフォトで気をつけてる点とレタッチのやり方を簡単に紹介しようと思う。
ちなみに出来上がった写真はこんな感じだ。
機材紹介
SIGMA fp L
24mm F3.5 DG DN | Contemporary
使ってるのはこれだけ。交換レンズは持ち歩いていない。もちろんレフ板も用意していないし、良いライティングを探してテーブルを移動したりもしない。
眼の前に配膳されたお料理を冷めないうちにパシャリ。帰宅したらレタッチしてアップする。それだけだ。
機材の細かい話は以前書いた下記の記事をご参考を。
撮影時に気をつけてること
フォーマットはJPGのみ、RAW現像はしない
多少のオーバーは気にしない(255,255,255も許容する)
若干引きで撮り、画角はPhotoshopで調整
とにかく続けられる趣味であることを優先し、手間はできるだけ排除している。
デジタル撮影はアンダー目で撮るのがセオリーだが、こと料理に関しては白飛びしていてもフレッシュな印象になると思う。仕事ではないからこその振り切りとも言える。
また本来画角は撮影時に追い込むべきだが、6,100万画素の高解像度も活かして広めに撮っている。クロップ時の比率も被写体に合わせて気にしないスタイルだ。
レタッチの方法
せっかく撮った写真、美味しそうにしてから共有したいもの。レタッチとSNSにアップできる適正な画像サイズに落とす部分は自前でやっている。
ただしこのレタッチ作業も手間をかけすぎると持続可能な趣味とは言えなくなってくる。大幅に手を入れなきゃな…と思った時は思い切って捨てるのも大切だ。
ここではレタッチ前の画像とレタッチの後の画像を比較し、そこにPhotoshopのスクリーンショットを載せようと思う。
レタッチ前後の比較
レタッチ前
レタッチ後
あまり違いがわからないかもしれないけれどそれはご愛嬌。
レタッチの手順
レタッチに使うレイヤーは最小限の4枚。こんな感じだ。
削除 : 不要なものを消すレイヤー
トーンカーブ : 主題となるターゲットの色味を際立てる
レベル補正 : 暗めのところを立ち上げ
アンシャープマスク : ピンの強調
以下に詳しく解説していく。(手順に合わせて紹介するのでレイヤー順とは逆の解説となる)
アンシャープマスク
元画像を複製し、ピンの強調として全体にアンシャープマスクをかけ、被写界深度に合わせてマスキングする。カリカリになりすぎたらレイヤーの不透明度で調整する。
レベル補正
主題となる皿全体を対象に輝度を持ち上げる。もともとオーバーめで撮影しているため、明るい部分はマスキングしてあげるのがポイント。
トーンカーブ
今回は肉のジューシーさを出すため若干Rを持ち上げている。肉以外の部分はブラシでマスキングすること。
削除
モチーフに不要なものを削除。生成塗りつぶしでもなんでも楽なもので。