分離キーボードを買ってみた。海外の製品で日本に代理店もないので実機は見ずにポチった。
タイミング的にもうひとつのキーボードも購入したのでそちらもセットアップが完了したらレビューする。
Dygma Defy

注文してから約3週間で手元に届いた。価格は$449.00 USD(為替もあるけどだいたい7万円くらい)。
またPaypal支払いにも対応していて安心して購入できた。これはメリットのひとつ。
パパッと触ってみたところ十分に価格に見合った価値があるという印象だ。
スペック
Black (D#R25W0FG) / English US
Extra keycaps: No extras
Switches: Kailh Silent Brown
Extra switches: No, thank you
Wireless: No, thanks
Built-in tenting: Add Tenting
RGBW Underglow: No, thanks
ワイヤレス、アンダーグローのオプションは省いたが、テンティングオプションは付けた。これが功を奏したと思う。
特徴としては分離キーボードであること、親指キーが8個あること、そしてカラムスタッガードであることだ。
一般的なキーボードはロウスタッガードなのでこれは慣れるしかないという印象だが、ちょっと触ってみた感じ大丈夫そうではある。(オーソリニアとかはどんな感じなんだろうね)
セッティング
テンティングはセッティングによってはちょっとグラグラする微妙な感じだったけど、僕の好みである浅い角度(15度)は設定できたのでよしとしよう。

ちなみに小さなツメを出してから角度調節を行う。小さなツメを出さなくてもセットアップできるけど、出したほうが安定する気がする。
[ 追記 ]
テンティングの角度が15から20度に変更された。このままどんどん急角度にならないといいな…
総評
打鍵感を確認できない状態で購入したのでしょうがないと言えばしょうがないが、Kailh Silent Brownは若干スコスコ系で、もう少しスイッチ感があると好みだったかなという印象。
購入時に選択できるのは下記なのでご参考あれ。
[ Linear ] Gateron G Pro 2.0 Yellow
[ Tactile ] Kailh Silent Brown
[ Clicky ] Kailh BOX White
まあ上記選択肢だったら個人的にはKailh Silent Brown一択かなぁという気がするので、追い込むならスイッチ交換になるかなという感じ。
そして、デメリットとしては以下の2つ。
デカイ
パームレストがついてるってのもあるけれど、ちょっとデカイ。また今までロジクールのG913(ロープロファイル)がメイン機だったので、ノーマルプロファイルに戻ることに違和感があるというのもある。その前愛用していたFILCO Majestouchからの移行だったらこちらにしていたかもしれない。
親指キー多すぎ
そんなに親指器用じゃない。明らかにホームポジションからはキツめの位置にあるキーもあるので、手の大きい人には良いのかもしれない。
追記
親指キー多すぎと書いたが、試用してみるうちに全部使わなくてもいいじゃない。という結論に落ち着いた。
あるものは全部使わないと効率的な入力ができないという強迫観念から開放されると驚くほど気が楽になった。
メーカー公式動画の中でも「8個の親指ボタンのうち4~5個は誰でも使えるはず」って言っていた。僕は下の段のロープロファイルキーには機能をアサインしないつもりだが、親指に4個のキーがあるだけでも十分すぎるだろう。
後は誤爆を抑える訓練をするだけで良い。
キーマッピング
技術よりの話はZennにまとめることにしたので下記に。
まとめ
サブ機としてお蔵入りかなと思っていたが、こちらがメインになりそうなポテンシャルを感じる。
もうひとつのキーボードのテンティング環境が揃ってから考えよう。
はよ来い。