2023年6月頃行ったときのログをnoteから移動。
2024年2月現在、もう忘れかけてる。
タイトル通りで推しとか何も関係ない、備忘録ついでの日記です。そのうち非公開にします…。ほとんど自分向けのメイクの備忘録なので、そこは飛ばしてもらった方が良いです。
ステータス
中年女性。同世代の中ではおしゃれにもメイクにも興味が無い方だと自負があります。
行こうと思ったきっかけ
眉サロン行ってみようかな…ということで一度チェーン展開している有名眉サロンを予約したものの、その後資生堂ビューティースクエアの存在を知りました。その店舗内に、ヘア&メイクの施術やレクチャーをしてくれるサービスがあります。https://beautysquare.tokyo/salonメニューを見てみたら色々まとまっていた上安かったので、眉サロンはキャンセルして電話で直接サロン予約しました。同じ眉カットでも資生堂なら眉サロンの半額以下でも安心できるっていうブランドイメージすごい。また、サービス内容と価格を見ていて資生堂の矜持を感じたので、そちらに関心持ったというのも大きいです。眉サロンは、施術の高付加価値化+ホスピタリティで何としても継続顧客掴むぞ!というエステサロン感がすごくて。かたや資生堂の方は本当に場所と人件費って感じだったので、企業理念やプライドの片鱗をそこからも感じました。
オーダー内容
パーソナルカラー分析&アーティストセッション60 12,650円眉カット&デザイニング 2,200円合計で2時間オーバーの内容、14,850円。パーソナルカラー診断は誰がどう見てもイエベ秋だろうという人間なので受けたことが無かったのですが、いっそやってみた方がスッキリするだろうと思ったので。
悩み
・着ている服がシンプルかだらっとしているのに自眉・丸みある顔のパーツがフェミニン寄りな印象なので、ちぐはぐ気味・青グマがひどいのをどうにかしたい・何をどうやっても色が沈むか、浮くの二極端な結果になり、適切な濃さがわからなくなる・近年、在宅勤務で太陽光下で自分の顔を見る機会が少なく、年を重ねたこともあり、ベースメイクの適切な濃さの判断がつかなくなってきた。以前程顔がファンデーションの色味に耐えられなくなってきたのか、見慣れないせいなのか判断がつかない。
※全てが終わった今なら悩みを書き出せますが、実際に伝えたのは、眉をシュッとさせたい・ベースメイクのやり方を知りたい・青グマをどうにかしたい、の3点くらいでした。話しながら、自分が困っていた点を伝えると理由や原因を教えてくれて、目から鱗が落ちまくり。マンツーマンの醍醐味…!
予約後~カウンセリングまで
前々日くらいにお店から時間の確認とノーメイク、ノーカラコン、遅刻厳禁の旨の電話連絡をもらいました。当日、予約時間に10分以上遅れると次回予約取れないということで、緊張感を持ちつつ余裕を持って入店。早めに受付に行くと渡されたカルテに、メイクで気になる・知りたいポイントが記載してあり、それに気になる順に番号をつけてみたり、諸々の書き物がありました。予約時間より10分くらい早く受付を済ませるとちょうどよさそうです。カルテのメイクの濃さは標準、大人っぽい、抜け感、などのキーワードにチェック入れたと思います。普段のメイクの参考にしたかったので。
ちなみに当日の格好は全身黒でした。(眉なしすっぴんなので黒キャップ・黒T・黒のウインドブレーカー・黒のワイドパンツ・黒のサンダル……普通に近所のスーパーに行く格好)
カウンセリングスタート
まずはパーソナルカラー診断から
バサッバサッと様々な色が自分にあてがわれていきます。誰がどう見てもイエベ秋人間、やはり1stはイエベ秋でした。2ndはブルベ冬。重く沈んだ色味が合うって事なんでしょうかね…。肌の質感もマットなものが得意で、ツヤのあるものよりもマットの方が合いやすいよう。例えばメイクで光沢のあるものを使うときも、ラメ等の大ぶりの粒子ではなく、肌に馴染むパール系のものの方が良いそう。難物すぎる。
続いて、眉カット。
そもそもどうして眉サロン行こうかと思ったのかというと、自分の眉が中途半端に整っているためいじったことが無かったからなんですね……。中高生の頃に眉毛を半分無くしたりしながら描いてきたということもなく、ただ自眉に描き足しているだけだったのですが、今更その大冒険に繰り出す勇気も持てず。シュッとさせたいけど、そのほんの数ミリの調整で何もかも「終わり」そうだしな…というのと、単純に好奇心で眉カットに行ってみたかったのです。
本当にすごく丁寧にやって頂きました。当日の格好と好みを聞き取りしてくれ、それに合わせてキリッとした印象に近づけてくれました。眉毛は本当に0.1ミリ単位くらいで整えていたんじゃないかというくらいゆっくり細かくハサミを入れてくれ、信じられないくらいのソフトタッチで、それはそれは丁寧に眉尻を描いてくれました。普段パウダーとペンシルで描いていると伝えると、パウダーとペンシルでやってくれたのですが、こんなに触れてるか触れてないかわからないくらいのタッチで、そのペンシルの細さで、何度筆を走らせるのかというのにビビりました。これで2,200円は安い。最初予約した眉サロンの1/3くらいだよ。
ぼんやりした記憶による眉カット内容右眉の眉尻が左眉に比べると下がっている・左眉の方が眉山がハッキリしているので、左眉に合わせて眉山を作る・眉尻の下がっている部分をカット、全体的な毛量の調整
ぼんやりした記憶による眉の描き方左眉の眉山に合わせて平行めに描く。眉間が広いので、眉頭を少しパウダーで書き足す。その際、下を長めに描くこと。帰宅してから写真に収めましたが、これ再現出来ないな…。自分の顔面にそんなに美しい眉が顕現するとは思いませんでした。また行けばいいだけの話なのですが。施術してくれた方がまた来てくださいねーと言ってくださいましたけど、原宿駅前徒歩1分の場所で2200円のサービスで儲けられるわけないので、寄り添って提案するのが職務と心得てらっしゃるんだな…。プロ意識と企業姿勢…。
いよいよメイクスタート
目の小ジワにコンシーラーが入るのが気になる、と伝えたところ、先にアイクリーム等でケアをしましょう、とごく当たり前の事を教えて頂き(基礎中の基礎をサボっててすみません……)、シワ等に特化したアイクリームを塗ってもらってから下地に入ります。頬に赤みがあるので、緑色の下地で頬だけ赤み消し→下地を筆で取り、薄〜く全面に塗っていく→オレンジ系のコンシーラーで青グマと頬の境目から、目のキワまでこれまた丁寧にブラシで塗っていく※粘度の低いもの(やわらかい・水っぽいもの)の方が、肌への馴染みが良いのでシワが気になるならそういうものの方が良い→まぶたも青いのでそちらにも筆に残った分だけで塗っていく→ファンデを水に濡らしたスポンジに取り、顔の中心部のみに塗っていく(パール一粒分無いくらいのごく少量を、何度も何度も……)
ここで、自分でメイクしてる時にファンデを顔の全面に載せると浮くので中心部にしか塗らなかったけど、それでいいんですね?!と目からウロコが。ファンデの色味が浮きやすい傾向が強いため中心部のみが良いとのこと。てっきり自分が下手過ぎて全面に塗れないのだとばかり思っていました。なのでベースメイクコツを聞きたかったのですが、既に正解していた……。(技術力の圧倒的な差はさておき)多分この日落ちたウロコの中でも一番大きいウロコだったと思います。あと、メイクしてるときに色がわかりづらいタイプなので、白い照明でしっかり照らしてくださいって言われて、これもPCの傾向のせい!?と思ってびっくりしました。これもでっかいウロコでしたね……。白い照明でガッツリ当てても本当にどの程度色が載ってるかわからないんですよ。濃いか無かの二択。自分の観察眼の無さかと思いこんでいたので、嬉しさもあり、自分の肌の傾向を思い知って悲しくもあり。
今度は肌の色に近いコンシーラーで青グマを消す(コンシーラーってファンデ前後で2度塗りしていいのか…ウロコ)→目の周りに細かい粒子のルースパウダーをふわふわのブラシで塗っていく(小ジワにコンシーラーが入り込んでしまうのを防ぐ)→顔全体にルースパウダーをふわふわのブラシで塗る→チークをほんの少し入れる(思ってた位置より外側かつ、やや高めだったので自分の顔の形に合わせて入れるものなんだな…と当たり前のことを思い知りました。雑誌で言われてる位置とか何も参考にならん)
カルテ内のチークの欄にチェックを入れていたので使ってもらったのだと思いますが、チークも無理して入れる必要の無い肌だそう。濃く出過ぎちゃうとか浮きやすいみたいです。ずっとチークが色が載らないか濃すぎるかだったので普段は使わないかごく控えめにしていて、ちゃんとした使い方知りたかったのですが、それも正解だったんだ……。
シェーディング(メイクは最初に肌についたところが一番色が濃くなるので、もみあげあたりから始めて、頬骨しっかりめ・こめかみ~おでこにかけてはブラシに残っている分でごく少量・眉の下~目頭の三角、鼻の穴の周囲)→使ってほしいとお願いしたからか、ごく控えめにハイライト(眉間、小鼻の先、上唇の山、顎の盛り上がり・目の下~頬骨の中間、チークの上に指の先でおいていく程度)→オレンジ系のアイシャドウをアイホール~目の下(目尻1/3)まで丹念に筆で載せていく(アイホールが血色悪いのでオレンジ系のシャドウ使ったほうがいいんだろうな…と思い知るなど)→ブラウンのアイシャドウを目尻1/3に丹念に筆で載せていく→ビューラーを丹念に…→カールマスカラ下地(私のまつ毛は下がりやすいことまで見抜かれる)※カールマスカラ下地は、繊維が入っているものよりも液タイプの方が保ちが良い傾向にあるそう。→マスカラ(黒を使ってもらった・PC的には茶も合うそう)→下まつ毛も普段マスカラ塗るか聞かれて、塗っていると答え、下まつ毛にも塗ってもらう。綿棒で下まつ毛の下から押し上げ、マスカラを塗っていく→アイライン(黒)を目尻1/3程度のところから、細めにシュッと入れる(二重幅が広いため、入れなくて良いそう)→最後に目の印象に対して眉がぼやけているので、眉山にパウダーを使い、少し濃くする(これでものすごい印象変わったのが衝撃…)
アイラインも自分ではうまく出来なくて使ってもらったのですが、そもそも入れなくていいそう。二重幅が広いので普通に入れるとアイラインが出過ぎちゃうそうで。不器用なのとセンス無だからうまく出来ないのかな~と思いつつ、普段は濃い色のアイシャドウを目のキワに使う程度だったのですが、それで良いと思いますよと言ってもらいました。そうか、それで正解だったのか……。
仕上がり
・眉とマスカラがめちゃ美しい・アイシャドウのこなれ感とグラデが美しい・普段自分の使っている量の1/3くらいの量で仕上げられているのすごいテク&エコ・メイク上級者のこなれメイクが、自分の顔面に展開されているのが面白い。不審者から一気におしゃれな人に……。
パーソナルカラー診断後、向いている色味などをまとめた資料を撮らせてもらえました。それと、メイク後に実際に使用したアイテムを並べて撮らせてもらえます。でも、一切商品の宣伝無しでした。さっくり受けて、さっくり終わり。(LINEの登録はあり)徹頭徹尾、自社製品を使用しての顧客への施術とスタイルの提案にとどまっていて良かったです。良い意味で敷居が高くなく、でも丁寧に接客して頂けて心理的負担も無かったです。人の容姿をいかに繊細に扱うべきか知っている企業だからこその姿勢というか。お店に売上貢献したいと思いつつさっさと家に帰ってしまい、その道中でAmaz◯nとNA◯Sであれこれ資生堂製品買いました。(すいません…)今度欲しい物見つけたらお店で買うぞ!
雑誌とか読まないし美容情報をチェックする事もほとんど無いため、半年か年に一度、こちらに行くべきだな~と思いました。メイクだけの施術なら数カ月分の雑誌代とさほど変わらないし、得られるものが違いすぎる。
今までの自分のメイクの振り返り
メイクの楽しさって、自分の顔が足し算で変わっていくところから入っていく人がほとんどだと思うのですが、自分の場合はとにかくシビアな量で戦う・引き算をしないといけないんだなと改めて思い知らされました。そりゃ若い頃メイクにもそんな興味持てなかったわけだ。メイク初心者がメイクしてみて、ビフォーアフターがさほど差が無いか、濃くなり過ぎるだけなのつまらないもん。自分のセンスとテクのせいかと思っていましたが、それだけでもなさそうっていうのがわかってほっとしたり悲しくもなったり。世の人がパーソナルカラーで怨嗟の声を上げているのが今更身に沁みました。あくまでそれは傾向の話で、使いたいメイクアイテムやなりたい傾向を、こちらのお店に持ち込んで相談もできるし、克服する過程も楽しめると思うのですが、私はそんな関心もガッツも無いのでここ止まりだと思います。以上、もっさりしてるのにフットワーク軽め人間の日記でした。
……フットワーク軽いといえば、親がメ……カリで不用品を処分した売上で骨董品買って、ネット鑑定してもらったら、もしかするといい値段になるかもしれないというので、今度飛行機でその鑑定士の元へ行くそうなんですが、積んでるエンジンが違いすぎる。