そういやR18ばかり書く理由、もちろんセクシーなのが好きというのもあるけど、単に私が読むのが純文学が主っていうのが大きいんですよね。大概奇妙か過剰な性行為が出てくるもの読んでる。自分の中の小説のスタンダードがそういうものになっているというか。玉緒は言ってることとやってる事の差異が大きい人物だと思うけど、それを性的行為を描くことで効果的に書けるからというのが多分一番大きい理由なんですよね。コミュニケーション取りつつ本能に抗いながら、性行為をするのってすごく人間的な行為だし、様々な細かい矛盾を人間の生気でまとめあげて奥が見透かせない玉緒を書くには、とてもやりやすい。(個人の意見です)表題は以前私がフォロワーさんに説明した時に飛び出した言葉なんですけど、奇妙なセックスを書くことで、自分の文章で矛盾を生気でまとめあげた玉緒を再生成してる感じです。とは言え、ノーマルだという自認があるであろう彼を書くには、結局ノーマルの範疇に留まらないといけないという、この……。こういうところだよな、紺野玉緒って……。