2023年8月頃のログをnoteから移動。費用対効果、衛生管理を考えると本当にマイナスがデカすぎてやりたくないけど、いつかまたやってしまいそう。
昨年の秋頃、チリコンカンやらミネストローネを多めに作って冷凍しようと思い、大豆の水煮1kgパックを買いました。ところが季節は巡り巡って夏が訪れても大豆の水煮が台所に鎮座しています。買った時はやる気があったんですけどね……。そして記録的猛暑。何もかもやる気がしない。そうだ、どうせならこの猛暑を利用して納豆を作ろう。というわけで、持て余している1kgの大豆の水煮を納豆にした実録です。
1kgパックでなければこまめに使えたのに(豆だけに)
実は納豆を作るのはこれが初めてではありません。ヨーグルトメーカーを持っており、何度か乾燥大豆を戻して加熱してから納豆を作ったことがあります。また、今回のように猛暑を利用して納豆を作ったこともあります。
大豆の水煮を利用して作るのは初めてですが、検索してみるとすでに先人が何人もいたので問題ないでしょう。また、過去に猛暑の外気温を利用して作った時も一応出来ていたので、これも問題ないでしょう。ちなみにこちらのメーカーのページで夏の気温を利用しての納豆作りを紹介していました。https://kawashima-ya.jp/contents/?p=465
ここからは作業の記録です。
まずは大豆の水煮をゆでます。ちょっと食べてみたところ固めだったので、やわらかくするために30分以上茹でました。納豆は発酵中に水分が抜けて豆が固くなるので、大豆をかなりやわらかめに仕上げると良いです。また、とても大切なことですが、納豆菌以外の菌の繁殖を抑えるため、アツアツの状態で納豆をまぶします。納豆菌は熱に強いので、こうする事で納豆菌にとって圧倒的優位な状況を作り出すことが出来ます。納豆菌のまぶし方は納豆を20〜30粒、或いは納豆をお湯でゆすぐようにし、そのお湯を入れる等のやり方が主流かと思いますが、洗い物が発生するのも嫌だし面倒なので納豆1パックごと混ぜました。
大豆meets大豆
ここに
これを入れて
酷暑の中24時間放置
段ボールにビニールを敷き、ザルに大豆+納豆を入れて外へ。24時間放置後、開けてみると完成してました。恐るべき猛暑です。
1kg弱の納豆完成
これを冷蔵庫で熟成させます。3〜4日熟成させれば良いでしょう。
味見してみると、うん、納豆。市販のものより糸が引かない・風味は弱めです。それと大豆の水煮から作った納豆なので乾燥大豆から作るものより風味や栄養価は劣ると思いますが、そもそも持て余しているものをどうにかするために今回納豆を作ったので、味は二の次です。いやー1kgの納豆できちゃったな、どうしよう……。とりあえず、スーパーで爆弾丼の材料を買ってきました。
ここ最近ずっと脳死で水餃子を食べているため、色彩のある食事が新鮮
見た目通りの味です。夏にうってつけですね。期せずして小学生の夏休みの自由研究みたいなことをしてしまいましたが、生で食べるには旬を逃した季節の果物をジャムにするのと感覚は変わりません。季節の恵みを活かしたいものですね。その結果、持て余していた大豆の水煮を納豆にしてなお、持て余して冷凍庫で延命措置する始末ですが……。
これを読んで納豆を作ってみようと思われる方は居ないと思いますが、お腹に入れるものなのでくれぐれも気をつけて。というか、普通に100円で3パック買えるんだから買った方がいいです。美味しいし、ちゃんとしてるから……。手作り=真心信仰はやめよう!真心より衛生!健康!それが何よりの真心!
何の参考にもならない納豆作り実録、おわり。