一緒に開発していたメンバーがいなくなった話

kikikomomi
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年明けから4月にかけて、XRの開発を一緒にしていたメンバーが1人抜けました。なにか抜けた衝撃が大きかったので気持ちというかを記す。

一緒に開発していて、かなりの時間話し合いして一緒に面白いものを探して作っていけるチームであったと感じている。まぁ私がそう勝手に思っていただけなのかもしれないが。

今回の開発を数か月のプロジェクトで終わらせるつもりはなくて、ある程度の長い時間を使って一つの集大成を作ろうと考えていて、チームメンバーを集めるときにもそう説明した。今冷静に考えると、メンバーと一緒に開発したものは1つのネタを短い期間で作ってしまった形なので、当初の目的を果たせていないのはそれはそれとして悲しい。

なにかでも、意外というほど意外でもなく、突き放されたような感じでもなく存外受け入れられる気持ちであるのは、メンバーを拘束してやりたいことをやらせない力なんてないのは当然ないとかそういうものではなく、ある程度他のことをやっていきたいのだと考えているのをある程度感じていたからだと思う。

ただ、なぜこんなに驚いているのかというのは、別の理由にあるかもしれない。ここまで一緒にやってきた仲であるから離れるにしても、どういう風に考えていて今後どうしていきたいからこのチームを離れるのかみたいなところを教えてほしかったし、別に止めはしないけど、少しだけでも話し合ってからがよかった。これは私のわがままかもしれないけど。そのメンバーの中ではチームを離れて自分のやりたいことをやっていくのが決まっていて、それはメンバーの決断であるから、もし口に出されたとしても何にも言わないというか応援しようと思うけど。でもその決定をこっちに対して一方的にもうやめるから、と突き放されたような言葉をかけられたのが、納得できないではないけど飲み込めない部分があるのだろうか。

メンバーから話を切り出したわけではなく、こちらが次の話し合いについて相談しようと声をかけていたのも、結果として私の心持ち的に良くなかった。次にどう話そうかとか、を考えていた状態だったので急に話が飛んだように感じた。

これからどうしていくのか、まだあんまり考えられていない。メンバーの力量ありきの設計でもあったので、どうしようか。もう一人のメンバーも他にやらなきゃいけないことができた。

でももう一人のメンバーはもっと大切にする。それで開発もがんばってもらって一緒にいいもの作る。それだけだよね。

外部から人を集めた方がいいのだろうか。あんまり分からないや。